2016年2月25日(木)

【発見】驚きの新スタイル居酒屋感覚のバーすなっく居ZACKに唸る

ページ数(4/4)
アバター画像 森本 康司

居ZACKの石川さん⑤

んんん?

 
な、なんか、どこかで見た光景。デジャブか?

店の人がカラオケを歌う光景は、いつかどこかで見たような気がする…。

※コアな読者の方ならすぐお分かりだと思われるが、店の人がカラオケを歌う光景は、バーテンダーがマイクを握る店!? 本格的なカクテルも味わえるNIHの記事に登場したワンシーン。

居ZACKの石川さん:
あ、食べ終わりました?
じゃぁ、そろそろ締めの一品をお出ししましょうね。

居ZACKで15品目のはっと

どん!

し、締めって!
既に14品もいただいちゃって、お腹がいっぱいいっぱいですってよ。

居ZACKの石川さん:
そちらは、はっとという、私の故郷の宮城県登米市に古くから伝わる郷土料理です。小麦粉を水で練って寝かせ、薄くのばして茹で上げたものです。お店で出そうと決め登米市に行き、地元のお父さんやお母さんから作り方を教わって来たんですよ。はっとは、居ZACKのランチでもお出ししています。

居ZACKで15品目のはっと②居ZACKで15品目のはっと③
ハッと…。

という冗談を言っている場合じゃないか。14品をやっとの思いで完食したのに、まだ締めの一品が追随してくるとは。

それにしても、このはっと。ツルッとした歯触りに、しこしこした食感。出汁が程よく絡んで、ホッとする一品。外の寒さに当たる前に、ホッコリと身体を温めてくれる至極の気配りだ。

そして、このはっと。ボテボテと厚くなく、しっかりと薄い。その辺が、ほうとうとは違うところなんだろう。

居ZACKで15品目のはっと④

ふ、ふぅ~っ

ついに見つけちまったようだ。

居酒屋のようでいて、スナックでもある。定額料金で次々に現れる、全くもって手を抜いていない料理。さらには自宅で寛ぎながら酒を飲んでいるような居心地の良さ。

最高じゃないか!

帰る気力までもが削がれてしまったような居心地の良さに、尻に根が生えてしまったように動きたくないが、はっとで身体もほっこり暖まったところで、ちゃんと家路につくとするか…。

ショップデータ

居ZACK
  • 横浜市中区住吉町6-72
    シャンローゼ関内8F
  • TEL:045-641-3637
  • 営業時間:
    ランチタイム/11:00-14:00
    居酒屋感覚のバーすなっく/18:00-25:00
  • 定休日:日曜・祝日

この記事の著者

アバター画像

森本 康司編集長

関西に生まれ、学生時代をアメリカで過ごす。帰国から5年した頃に流れ着いたこの街が好きになり、2013年12月に関内新聞を立ち上げる。美味しいものに目が無く、あらゆる種類のお酒を飲むがバーボンが特に好き。近頃は、見様見真似でシェーカーを振ったり、料理をしたりすることが多くなった。お酒の空瓶で作るBottle Ware Artにハマっている。

この記事が気に入ったら
いいね!お願いします

関内新聞の最新情報をお届けします

目次に戻る