今年は「●周年」づくし!関内の周年事業、いくつご存じですか?

馬車道150年博物館50円暖かい日が徐々に増えてきて、外へおでかけしやすい季節に少しずつ移り変わるころ。(花粉は辛いですが…。)

ある日、馬車道を歩いていると、歴史博物館にこんな垂れ幕が下がっていることに気づきました。

「馬車道は150年 博物館は50年」

なるほど、今年はそんな記念すべき年だったのですね!しかも馬車道だけで2つもあるなんて…。

ひょっとしてもしかして、ほかにも関内関外には「●周年」があるのでは…ということで、2017年の周年事業を調べてみました!

小紙編集部で挙げることができたのは全部で6つ。読者のみなさまはいくつご存じでしょうか?

馬車道誕生150周年

馬車道は、慶応2年(1866年)に関内で起こった大火事、通称「豚屋火事」の後、街の復興に際して行われた諸外国間との協議に基づき、慶応3年(1867年)に完成しました。

馬車道で関内まつり馬車道で行われた関内まつり
(2016年7月30日)

海岸通りから、当時の「関門」があった吉田橋までをつないだこの道では、多くの外国人が馬車を使って往来し、乗り合い場所もいつしか「馬車道」を呼ばれるようになっていったそうです。

そんな歴史と由来をもつ馬車道は、「アイスクリーム発祥の地」「ガス灯発祥の地」「近代街路樹発祥の地」「乗合馬車発祥の地」など、さまざまな事象の「発祥の地」となっていることもよく知られています。

小紙でも、今後これらの「発祥の地」をどんどんレポートしてまいりますので、ご期待くださいませ!

神奈川県立歴史博物館開館50周年

馬車道に面した神奈川県立歴史博物館は、1967年に「神奈川県立博物館」として設立され、改修ののち、1995年に現在の「神奈川県立歴史博物館」となりました。建物自体の歴史は古く、明治37年(1904年)に横浜正金銀行本店として落成され、国の重要文化財に指定されています。

現在は、2016年5月から始まった大規模改修工事の真っ只中のため、2018年の4月まで休館中です。50周年に休館なのは残念ではありますが、講演会やセミナーなどは随時開催されています。来年のリニューアルオープンを楽しみに待ちたいと思います!

開港記念会館開館100周年

開港記念会館横浜市開港記念会館は、大正6年(1917年)に横浜開港50周年を記念して創設されました。市民から寄付金を募っての設立で、開館当時は「開港記念横浜会館」という名称だったそうです。

大正12年(1923年)の関東大震災で一部焼失してしまうという惨事もありましたが、昭和2年と平成元年に復旧工事が行われ、創建時の姿に復元されました。国の重要文化財に指定され、「横浜三塔」の「ジャックの塔」としてもおなじみです。

横浜三塔」といえば、毎年3(サン)月10(トー)日の「三塔の日」近辺でイベントが行われますが、今年は開館100周年ということで3月11日(土)、12日(日)の2日間にわたる拡大版として開催されています。

近日、小紙内でもレポートさせていただきますのでお楽しみに!

吉田新田完成350周年

関外の歴史はここから始まったと言える「吉田新田」の開墾。関内の外側にあたる「関外」の地域を指し、小紙でも以前「吉田橋」の記事でその歴史について触れています。

もともと海だったこの地域を、江戸時代前期に材木商の吉田勘兵衛(よしだかんべえ)が開墾し、埋め立てられたのち寛文7年(1667年)に完成。その区域が「吉田新田」と言われるようになりました。

日枝神社そして吉田新田とえば、「お三伝説」の言い伝えがある「お三の宮日枝(ひえ)神社」。吉田新田内に住む人々の保護と五穀豊穣を祈願して建立された神社です。

吉田新田は完成にいたるまで、幾度にわたる大岡川の氾濫に見舞われ、埋め立て事業は困難を極めたと言われています。

工事の成功を祈願するために「人柱」となったのが、吉田勘兵衛に仕えた女性「お三」。吉田勘兵衛は申し出を断りましたが、お三の意思は固く、海に身を投げ、埋め立て事業は無事に完遂したという言い伝えです。

350年前はここが海だったのか…と思うと、横浜の礎となった開墾事業には本当に感謝したくなるものです。

中区区政90周年

区政90周年そして、関内関外を擁する横浜市中区は、今年区政90周年!先述の、開港記念会館100周年とも合わせて、さまざまな記念事業が行われます。

キャッチフレーズは、

「かがやく港 ときめく未来 中区制90周年」


向こう何十年、何百年の発展に期待をこめて、小紙編集部一同、さらに関内関外を盛り上げていかなくては!と思っております。

セルテ50周年

セルテ50周年最後に、JR関内駅北口のシンボル的存在である「セルテ」も今年50周年!

小紙も昨年12月に、11階の「ハート&ソウル」にて「創刊3周年記念バーティー」を開催いたしました。

そして実を言いますと、筆者は取材後セルテ内の漫画喫茶に直行することがしばしばございまして…。小紙の記事のいくつかはセルテ内の漫画喫茶の一室で生まれており、セルテには何かと縁を感じます。

終わりに

さて、ここまで6つの「●周年」をご紹介してまいりましたが、まだほかにもあるのでは…なんて思っています。

「これも今年●周年!」とお気づきの方はぜひ!「読者のタレコミ」のページにて情報をお寄せくださいませ。

みなさまからの投稿もお待ちしております!


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この記事の著者

岸野 ちほ

岸野 ちほ副編集長

九州生まれ九州育ち。学生時代を横浜で過ごし、横浜を第二の故郷と呼んでいる。ハマスタでアルバイトをしていたことがきっかけでベイスターズファンに。ファン歴は10年。

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