関内新聞

関内新聞 編集長退任のご挨拶

2013年12月2日。
その日、私は勝手に関内新聞を創刊しました。

誰に頼まれたわけでもなく、どこから予算が出たわけでもなく、ただ「関内という街が好きだから」という、それだけの理由で、勢いだけで立ち上げてしまったのです。

あれから約12年。

取材に行けば雨に降られ、記事を書けば誤字を指摘され、気づけば関内のあちこちで勝手に「編集長」と呼ばれるようになりました(笑)。
でも、そんな日々が、もうとにかく楽しかった!

お祭りも、イベントも、街角の小さなドラマも、たくさんの人に出会い、たくさん笑って、気づけばこの街に、友だちがいっぱいいました。
「勝手に始めた」つもりが、いつの間にか「みんなで作る新聞」になっていたんですね。

そんな関内新聞の編集長としての役目も、このたび、新しい編集長にバトンタッチすることになりました。

ちょっと寂しい気持ちもありますが、次の編集長は、私と同じように—— いや、もしかしたらそれ以上に!—— 関内を愛してやまない情熱の持ち主です。

これからも関内新聞は、街の呼吸と一緒に、楽しく、ちょっとマニアックに(笑)、進化していくことでしょう。

関内という街を愛してくれたすべての人に、そしてこの新聞を面白がってくれたみなさんに、心から、ありがとうございました。

これからも、関内新聞をどうぞよろしくお願いします。

—— 初代編集長より
(勝手に創刊した男)

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