プロ野球のある街、関内。
その幸せを1年のうちで最も噛みしめることができる季節、夏がやってきました。
なぜか。そりゃ、ビールがおいしいからですよ!
もはや「プロ野球」の枕詞です、「ビール」は。大人の野球観戦に欠かせません!(もちろん横浜DeNAベイスターズファンとしてしっかり応援するのが大前提ですが!)
席で売り子のお姉さんから買うもよし、コンコースの売店で買うもよし。球場では各種ブランドのビールを楽しめるわけですが、今、ハマスタでビールと言えばなんといってもこの二つ。
横浜DeNAベイスターズオリジナル醸造の、ベイスターズ・エールとベイスターズ・ラガーです!
なんですかこの、おっしゃれーなデザインは!!なんだか外国のビーチとかで飲めるビールみたいですよね。
ベイスターズ・ラガーは抜群ののどごし。ベイスターズ・エールと比べると苦味があって旨みが強く、飲みごたえがあります。こちらは茨城県にある1823年創業の老舗「木内酒造」との共同開発です。
どちらも、とことんこだわって造られた味。球場で飲める700円ビールの域を超えたと言っても過言ではない、本格的なクラフトビールです。
販売員さん達のコスチュームも一風変わっていて、名だたる麦酒会社のビールからは一線を画し、オリジナル街道を突っ走っています。
こちらはベイスターズ・エールの販売員さんのコスチュームです。
さて、ハマスタではこれらビールのほかにも、横浜DeNAベイスターズオリジナルグルメを楽しめること、ご存じですか?
コンコースの売店で購入できる、今シーズン誕生した3つのグルメをご紹介してまいります!
そして今回は小紙ライターだけで勝手に食べ歩きしたんじゃありません。横浜DeNAベイスターズ広報・PR部の河村康博さんから解説を頂戴することができました。お忙しいところ本当にどうもありがとうございます!
まず案内していただいたのは、5番ゲート横で販売されている「ベイスターズ・ドッグ」(700円)。
パンは、固いオリジナルブレッドと柔らかいソフトブレッドから選ぶことができます。
さあ、早速購入!オリジナルブレッドにしましたよ。
このベイスターズ・ドッグ、何より特徴的なのは、緑色の輪切りになったコイツ…。
河村さん:「ベイスターズ・ドッグは、このハラペーニョがたまらないんですよ~!」
ハラペーニョ=青唐辛子。つまり結構辛いってことでしょうか…。私、辛すぎるのはちょっと苦手で…。
河村さんを信じて一口。
…いやいや、結構辛いですよ、これは!!HOT!!
口の中がじわりじわりとピリピリしてくる感じです。でも辛い分、ビールには抜群に合います。
河村さん:「そうですかね~、そんな辛くないと思ったんですけどね~」
…と河村さんがおっしゃる通り、辛いのが好きな方にとってはなんてことない、程よい辛さなんだそうです。私のように、辛すぎるのはちょっと…という人には結構刺激的です。
そんな辛いのが苦手、という方は、ハラペーニョ抜き(550円)もあるのでご安心くださいね!
河村さん:「ソーセージも厚木ハムさんに特別につくっていただいたもので、保存料と着色料を使っていません。全体的に味がしっかりついていますから、ケチャップやマスタードをつけずに食べていただくことをオススメしています。」
なるほど、売り場にもそのような案内が。ハラペーニョとソーセージの味そのものを楽しむのが、ベイスターズ・ドッグのツウな食べ方ってわけですね。
結構な量を食べる気ですね!ドンドン行っちゃってください!
さて、どんどんいきますよ。続いては3ゲート横で販売されているから揚げ「ベイカラ」(550円)です。
こちらの味は2種類。パルミジャーノチーズ味と、期間限定(終了時期未定)のさっぱり梅味。どちらの味にするか大変迷うところではありますが…
目の前でこれを見せられちゃ、そりゃパルミジャーノチーズ味にしちゃいます!
大胆に、揚げたてのから揚げを投入!
たっぷりのチーズに和えていきます。
※ただし、揚げたて・和えたてのベイカラがいただけるかどうかは、タイミング次第なので悪しからず…。
こちらは4個入りです!
から揚げとパルミジャーノチーズとの相性はバッチリ!言うまでもありませんがこちらもビールと最高に合います。
河村さん:「このベイカラは、ミシュランガイドで8年連続、星を獲得し続けている西麻布の名店La BOMBANCE(ラ・ボンバンス)の料理長、岡元信シェフの監修で誕生したんです。」
今度はミシュランシェフですか…!すごいですハマスタグルメ、こだわってます!外側はカリッ、中はジューシーになるように、きっちり2度揚げをしているのだそうですよ。
そしていよいよ最後の一品。2ゲート横にある「BLUE STAR HOTEL」で購入できるそうなのですが…
そう、ラストを飾るのは、「青星寮カレー」(せいせいりょうカレー)です!
ハーフサイズは500円、レギュラーサイズは800円、そして選手盛りだと1,200円。
お気づきかもしれませんが、青星寮とは横須賀市にあるベイスターズの若手選手寮のこと。この寮で代々親しまれてきたカレーの味を再現した商品なのです。
というわけでいただきますよ、選手盛り!ご飯の量がなんだかすごいことに。
さっきのハラペーニョのこともありましたので、辛いのかしら…と、ちょっとドキドキしたのですが、ほとんど辛くありません!
河村さん:「このカレー、寮では毎日24時間いつでも食べることができるんですよ。だから誰でも食べられるように、辛さやクセのない、飽きのこない味にしてあるんです。」
多くのスター選手たちも、この味と一緒に育っていったのですね。そんな歴史をかみ締めながら味わえるこのカレーも、やっぱりビールと合うんですよね…。結局それか、って話なんですが…。
河村さん:「いえいえ、それでいいんですよ!私たちは野球観戦をいろいろな形で楽しんでいただきたいんです。」
何を隠そう、今回ご紹介したこれらの球団オリジナルグルメは、すべて球団職員の皆さんが企画したもの。縁の下の力持ちの存在も、プロ野球の楽しさを支えているんですね。
そして6月26日(日)
横浜DeNAベイスターズは球団史上最速で観客動員数100万人到達!
主催試合38試合目での達成です。ちなみに2014年は48試合目、2015年は42試合目。今年も最速記録を塗りかえ、年々着実にお客さんの数を増やしていることがわかります。
華である選手も、支える裏方も、一丸になって楽しいボールパークをつくり上げてくれる横浜DeNAベイスターズ。私たちはプロ野球がある街を、思いっきり楽しむのみ!
さあ行かなくちゃ、夏のハマスタへ!