そんな南京錠を使うスポットが、ここ関内にあるという情報が!
しかも、“願い”を逃がさないようしっかりロックできるとのこと。さっそく行ってみることにしました。
そのスポットとは、関内駅から徒歩15分の場所にある、横浜の定番中の定番ともいえるデート&観光スポット「横浜港大さん橋国際客船ターミナル(通称:大さん橋)」。
2002年に竣工した、大型客船が多数出入りする横浜港の玄関口。国内最大の大きさで、客船発着数12年連続ダントツナンバー1(年間約140~150隻)の世界に誇れる国際港です。
「庭のような港」をコンセプトに作られた屋上広場は居心地抜群の場所です。
こんな至れり尽くせりの場所に、“願い”を叶えてくれる場所があるなんていい話すぎる、と思いつつ南京錠スポットを求めて大さん橋のウッドデッキを歩くこと5分。
屋上「くじらのせなか」にやってきました。
前方へ進んでくるりと振り返ると、フェンスに小さな金属がたくさん付いている場所を発見。
近づいて見てみると、南京錠がみっちりフェンスにロックされていました。そう、ここが願いをしっかりロックする場所、その名も「ハートロックスポット」なのです。
ハートロックスポットが誕生したワケとは?
「2012年3月に行われた『横濱三塔物語』のイベントに合わせて誕生したスポットなんですよ」と教えてくれたのは、横浜大さん橋国際客船ターミナル広報担当 地島浩司さん。
なんでも、このスポットを設置する前は、フェンスのところどころに南京錠がロックされていたとのこと。
「『ハートロックスポット』は、横濱三塔を一望できる場所でもあります。どこか1か所に南京錠をロックする場所を作りたいと思い、三塔を一望できると願いが叶うという言い伝えに合わせて、この場所を南京錠スポットにしました」と地島さん。
願いが叶うという言い伝えのある場所で願いをロックする、なんだか効果がありそうです。恋愛に限らず、どんな願いも受け付けている(?)ので、友達や家族、ひとりでも利用できちゃいます。
取材当日は、世界1周クルーズを終えた「飛鳥Ⅱ」が着岸。
朝から音楽隊の演奏が鳴り響き、家族や観光客でにぎわっていたそうです。客船入港予定はホームページで随時更新していて、タイミングが良ければ、出向の際の恒例「テープ投げ」を見ることもできるそう。
「ここまで立派な客船ターミナルは他にありません。船はもちろん、横浜らしい景色、そして、何より非日常的な空間が楽しめる場所となっています。
『ハートロックスポット』はもちろん、憩いの場所でもある『大さん橋』にぜひ遊びに来てください」と、地島さん。「大さん橋」の魅力は尽きることがありません。
ベンチに座って景色を眺めていると、汽笛の音が時折聞こえ、海風が流れるように吹いてくる。そんな非日常的な時間を過ごすことができる「大さん橋」。
朝焼け、夕焼け、夜景を眺めてゆっくり話したり、ボーッとしたり、本を読んだり、時には願いを込めて南京錠をロックしたり、楽しみ方もたくさん。
横浜に来たら必見の、最上級のまったりスポットです。
横浜港大さん橋国際客船ターミナル
- アクセス
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- 横浜市中区海岸通1-1-4
- JR/地下鉄「関内駅」
徒歩約15分 - みなとみらい線「日本大通り駅」
徒歩約7分 - 市営バス「日本大通り駅県庁前」
徒歩約5分 - 市営バス「大さん橋」
徒歩約3分
- 施設利用時間
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- 屋上:24時間オープン
- 2階:9時~21時半
(ホールは22時まで) - 1F駐車場:24時間(有料)