今年も吉田町で街中が解放される春一番ビアガーデンが、ゴールデンウイーク中の5月3日に開催されました。
このビアガーデンは、毎年吉田町名店街が中心となって開催されていて、お酒と音楽、そして町をあげての一体感を楽しみに大勢の人が集まります。
この吉田町にはこだわりを持つお店が多くありますし、またバーの街ということでご存知の方も多いのではないでしょうか。
その吉田町で音楽を聴きながらお酒を呑んだり、時には踊ってみたりと、心が開放される時間を持てるのが吉田町まちじゅうビアガーデンなのです。
春一番ビアガーデンに潜入し、まずはお料理の物色を開始
バーの街と言われるゆえに、お酒があるのは当たり前。ということで、まずは美味しい食を求めて一回りしてみます。
食べ方を選べるお豆腐
するとまずは、桶に入ったお豆腐が視界に飛び込んできます。
これはスフレ豆腐といって、カップに好きなだけ入れて、そのまま藻塩でいただいたり、特製スープをかけていただりできるそう。
食べ方を選ぶことができる、楽しさがあるお豆腐でした。これだけでもワクワクしますね。
数々の飲食店が出店
そして、個性派レストランの「SAKAE」さんや…
気取らない韓国の家庭的なお料理がウリのお店が、トッポギと冷えたビールを提供…
更には、インド料理のお店が、ナン専用の釜でナンを実演で焼いていました。釜に生地をへばり付けるように焼けば、ふっくらとしたナンの出来上がり。
それを目の前で見れるのも、イベントならではの楽しみです。
知る人ぞ知る、こんなお店も…
知る人ぞ知る立ち飲み屋蔵人の女将が、もつ煮込みを寸胴鍋たっぷりに準備して提供していたり…
今年の春に、この吉田町に2店舗目となるお店を開店したばかりの愛嬌酒場えにしが初参戦していたり…
愛嬌酒場えにしの女将さんは、「吉田町の町内会は、一体感があっていいね!」と元気に話してくれました。
音楽とパフォーマンスで、会場はさらに盛り上がる
ふと会場を眺めてみると、どんどん人が集まってきています。来場されている方も、いい感じにイベントを楽しんでいる様子。
この春一番ビアガーデンは、15時からスタート。イベントが開始された早々から、盛り上がりを見せていたようです。
その理由は、名店街の味を屋外で味わいながら、会場となる吉田町本通りに3ヶ所も設けられたステージで、音楽やダンスといった様々なパフォーマンスが楽しめる。
音楽ライブで盛り上がったり、ベリーダンスで異国情緒を堪能したり、自由に“食”と“音楽”が盛りだくさんだから。
様々なジャンルのパフォーマンス
すると中央のステージでは、ブルースとポールダンスが始まりました。
ポールダンスは、女性の筆者が見ても少しドキドキしてしまいます。
迫力がありますよね。
横浜開港祭の親善大使もPRに来場!
「今度は、アイドルかな?」と思いきや、それは横浜開港祭の親善大使がPRに来ていました。突然可愛らしい女性が登場するのも、お祭りらしくていいですね。
別のステージでは、ノリノリのバンド音楽
さらに、違うステージを観ようと都橋側へ移動してみます。
するとノリノリのバンド演奏で、カッコいいママが最高のリズム感で踊っている!
この迫力あるバンド演奏の音楽と、自由に踊れるライブ会場のような雰囲気が無料とは驚きです!
時間が経つのも忘れるほどの盛り上がり
そんなイベントを楽しみながら徘徊していたら、あたりがうっすら暗くなってきました。
踊って小腹も空いたので、吉田町にある有名な鶏肉専門店の唐揚げで小腹を満たします。
前述した通り、ステージは全部で3ヶ所。
野毛側の都橋側の他、中央や伊勢佐木町側の入り口にもステージがあるため、パフォーマンスのスケジュールを見ながら、あちこち自由に移動できるのも楽しめる理由の一つ。
そして移動中には食べものだけではなく、出店しているBARのブースでひと休みすることも可能。
その上、お買いものだってできてしまいます。
夜になっても続くパフォーマンス
すると今度は、心地よいバイオリンの音が耳に入ってきました。なんだか、昭和に戻ったような懐かしい音楽を聴かせてくれる、ハイクオリティなバンド。
近くに寄って見てみると、全員が着ぐるみを着て演奏しています。
こちらのバンドは日ノ出サンデーズといって、関内エリアの様々なイベントでも演奏を聴かせてくれるバンドだそう。
別のステージでは、またまたライブハウスさながの音楽が響き、ステージに釘付けになってしまいました。
このように一日中いても飽きない吉田まちじゅうビアガーデンは、7月と8月にも開催が予定されているそうです。
吉田町の様々な飲食店が提供するお料理にお酒、そして音楽とダンスを満喫しに、次の機会にはお出かけされてはいかがでしょうか。
記事追記
2017年5月10日に、記事の一部を修正しました。