絶好の天気に恵まれた8月最初の日曜日。もう目の前は海という最高のロケーションである象の鼻パークで、今年も「やっぱ横浜サウンドじゃん!」を合言葉に、『第4回 横濱音楽波止場 in 象の鼻』が開催され、多くの人出で賑わった
このイベントは3年前に、東北の復興を支援する目的ではじめられたイベントで、今年で4回目の開催を迎える。今回は、東北地方の復興支援の他に、東アジア文化都市を祝う目的も新たに追加。地元横浜を中心に活躍するアーティストが出演して、会場は大いに盛り上がった。
第1部には、注目度No.1の本格派サザンオールスターズトリビュートバンド『いとしのエリーズ』が、サザンオールスターズのナンバーを熱唱。本物さながらの歌唱力に加え、本物に匹敵するダンスパフォーマンスも見せてくれた。
1部と2部の間には、金沢高校のダンス部によるダンスパフォーマンス。軽快な音楽に合わせた少年少女たちの熱いダンスに、会場のボルテージは一気に高まっていく。
金沢高校ダンス部のパフォーマンスの後は、地元関内で活動する老舗ライブハウス『ハート&ソウル』からファミリーバンドと、多彩なボーカル陣が出演。60年代~80年代の洋楽ロックミュージックに加え、同ライブハウスに出演する“サワイリエ”がオリジナル曲を披露してくれる。
このイベントの総合司会も務めた“渡辺かおる”は、青空に映える鮮やかな衣装で登場。素晴らしい歌声を会場いっぱいに届けてくれた。
終了時間を大きく超え、あたりが暗くなると、会場の熱気は最高潮に高まっていく。最後にハート&ソウルのステージに登場した全てのアーティストがステージにあがると、会場に集まった多くの人がステージ前で踊り、体全体でこのイベントを楽しんでいるようだった。