関内新聞

雨あがり!ヨコハマあじさい散歩に出かけませんか?

関内の紫陽花

4月、5月と勢いをつけて順位をあげてきた横浜DeNAベイスターズ。6月は、梅雨空のようにどんよりとしたリーグ戦の混乱に巻きこまれたようですね。スパッと勝ちぬいて明るい青空を見せてほしいものです。

さあ、気分を変えて散歩に出かけましょう。

新港中央広場に咲くエレガントなあじさい

最初に向かったのは赤レンガ倉庫の手前、道路をはさんだ向かいにある新港中央広場です。

桜木町方面から赤レンガ倉庫へ行く時に何気なく利用する通り道ですが、じつはこの広場、庭園のように手入れされていて、いつ見ても季節ごとの草花がみごとに咲き誇っているんです。

あじさいはどことなく西洋風で、エレガントなムードを漂わせていますね。

汽車道から赤レンガ倉庫へ向かう途中で、花々に目を留めて広場を散策する観光客も多いですね。

運河の向こう岸では、5月から始まった元日本郵船横浜海岸通倉庫の解体作業が進行中。建物の壁が壊されて、ぱっくりと大きく口を開けているのが見えます。

横浜公園の日本庭園に咲くあじさい

次に足を向けたのは、ハマスタのある横浜公園。日本式の庭園「彼我庭園」にある池の周辺にあじさいが咲いています。

日本庭園に似つかわしく、和風のしっとりとしたあじさいの風情ですね。散歩の途中なのでしょうか、ベンチに座ってゆっくりあじさいを眺めている方もいます。

この庭園があることは知っていたけれど、ハマスタのすぐ脇でこんな風景が見られるんだなあと、カメラのファインダーを覗きながら改めて思いました。

開港資料館の花壇に咲く白いあじさい

続いて訪れたのは、噴水のある開港記念広場。横浜開港資料館のフェンスに沿った花壇にあじさいが咲いています。ここのあじさいは何故か白い花ばかりですが、蔦の這うフェンスを背景に、白いあじさいが明るく映えています。

隣りに建つ横浜海岸教会の庭でも、あじさいの花が静かに咲いていました。紫の花と白い建物のコントラストがとてもきれいです。

少し空が明るくなってきたので、信号を渡って象の鼻パークへ。現在改修工事中のためクイーンの塔(横浜税関)はシートで囲まれているのですが、梅雨空の下で見ると、まるでレインコートを着ているようですね。

海岸通り、山下公園に咲く多彩なあじさい

象の鼻パークから海岸通りを進んで山下公園へ向うと、道路沿いの花壇にたくさんのあじさいが咲いているのが見えてきました。花の色も種類も、ここがいちばん豊富ですね。

他では見ることができなかったピンクのあじさいもここには咲いています。カップルやご夫婦、女性のグループなど、スマホやカメラであじさいを撮影する方も、公園のあちこちで見受けられます。

公園内の中央広場の花壇にも色鮮やかな花々がいろいろ咲いていますが、浜風に吹かれるあじさいは他の花とは違って、どこか憂いを帯びた独特の雰囲気を持っているような気がしますね。

フランス山のふもとに咲くシックなあじさい

さらに山下公園から山下橋を渡って元町方向へ歩き、港の見える丘公園へ。公園の入り口を入ってすぐ、フランス山のふもとの広場で、大きな木を取り囲むように咲くあじさいを見つけました。おしゃれな元町によく似あう、シックな色のあじさいです。花のデザインもなんて素敵なんでしょう。

空を見上げれば、うっすらと青空も覗いてきました。このまま坂を上がって山手の洋館に咲くあじさいを見たい気もしますが、だいぶ歩いたので散歩を終えて中華街で打ち上げたい気もします。

あなたなら、どうしますか?

もちろん、横浜DeNAベイスターズの試合のある日ならハマスタへ直行ですよね。


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