関内新聞

黄金町に春一番!! はつこひ市場で季節のおいしさを満喫

「アートのまち」に春を呼ぶ、食とアートのイベント

京急の赤い電車が走り抜ける日ノ出町~黄金町間の高架下は、近年の再生プロジェクトで「アートのまち」として活気づいています。

3月9~10日には2日間にわたって「のきさきアートフェア」を開催。アート市場と木工ワークショップで、さまざまな展示やイベントが行なわれました。

そのなかで食のコーナーとして開かれたのが「はつこひ市場 春マルシェ」です。

会場は黄金町駅から徒歩5分ほど、大岡川を渡る黄金橋に間近い高架下スタジオsite-D。それでは、気になるマルシェを覗いてみましょう。

地元店ならではの親近感と手作り感が楽しい!!

今回の「はつこひ市場 春マルシェ」には16店が参加。春を感じさせてくれるフードと出会えるでしょうか。

左(スマホでは上)は神奈川区片倉から出店の「croquant(クロカン)」。テーブルの上には定番の山形食パンやレーズンブレッドをはじめ、紫いもあんぱんにキャロットケーキ、季節のジャムなど。国産小麦粉に自家製酵母、良質な素材を使った、優しさあふれる品ぞろえです。

右(スマホでは下)の「Pane di Tutti(パーネ ディ トゥッティ)」は保土ヶ谷区天王町から。全粒粉入り食パン、バゲット、くるみカンパーニュ、そして気になる桜あんぱん。こちらも国産小麦と天然酵母を使った安心安全なパンなのですが、ほとんど売れてしまったようです。取材に来るのがちょっと遅すぎました。

「レトワール ポレール」は、はつこひ市場に初出店。ソムリエが厳選した世界のワインを紹介してくれるお店です。今回のおすすめは、めずらしいペルーのワイン。ほかにもフランスの赤・白ワイン、スパークリングワイン、スペインのシードルなど、気軽にグラスで味わうことができます。ワインによく合う海外のお菓子やつまみも各種そろっていますよ。

「Copper Cat cafe(コパー キャット カフェ)」は曙町から。テネシー出身の女性が、手作りのマフィンやパウンドケーキ、チョコチップクッキーなどアメリカンなスイーツを提供。コーヒーはオーダーごとにサイフォンでたててもらえるので豊かな香りで楽しめます。

「今井かまばこ」は、西区藤棚にある手作りさつま揚げのお店。築地や小柴漁港から仕入れた鮮魚と横浜の地場野菜を使って、さつま揚げを作っています。たこ焼き風はま焼きをはじめ、新感覚のさつま揚げはおやつや酒のさかなにぴったり。三代目店主は、理想のさつま揚げを求めて横浜から沖縄まで「練り物食べ歩きの旅」をしたこともあるそうです。

そして、ステージを終えてくつろいでいる着ぐるみ懐メロ音楽隊「日ノ出サンデーズ」の3匹をマルシェで発見。まもなくCDデビューというサンデーズは12時からのステージに参上、楽しい春の歌や初公開となる曲を披露してくれました。(ステージの写真がなくてごめんなさい)

親子で楽しめるイベントも

マルシェ会場に隣接する広場では、子どもといっしょに楽しめるワークショップも行なわれていました。

こちらは似顔絵のコーナー。素敵な似顔絵を無料で描いてもらえるなんて、うれしいですね。

次回の「はつこひ市場 パンとコーヒーマルシェ」は3月30日(土)・31日(日)。大岡川の桜まつりに合わせて開催されます。

大岡川の桜は今はまだ蕾ばかりですが、次のマルシェではおいしいパンやコーヒーといっしょに満開の桜の花が楽しめるはずですよ。

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