がっかりムード漂うハマスタ、ベイスターズ通りから馬車道へ
暗いですね、横浜スタジアムが。ナイトゲームのない日なので当然ですが、どうしても「最下位」の文字を思い浮かべてしまうからなのでしょう。
それでも今日は新型コロナウィルス新規感染者数の増加に伴った規制解除のあと最初の金曜です。気を取りなおして、夜のパトロールに出発しましょう。
まずハマスタ最寄りのベイスターズ通りを歩いてみます。やはり野球のシーズンも終わってしまったので、めだって人手が多いということはありませんが、スーツ姿の人たちが連れだって通りを歩くのを見るのは、ひさしぶりのような気がします。
特に昨年の春に市役所が新市庁舎に移ってから、コロナ禍も重ねってそんな人たちをめったに見かけなくなっていましたからね。
旧市庁舎ではオリンピックが終わってから解体工事が進められています。「TOKYO2020」 のフェンスが取り払われて工事用のフェンスになり、まだ旧市庁舎本館の取り壊しには入っていませんが、周囲の樹木や駐車場施設が取り払われているようです。
旧市庁舎の解体工事は、来年7月まで続く予定です。
ベイスターズ通りから脇道へ入ると、このあたりは雰囲気が変わってますね。ついこの間まで暗かった通りに、店の行灯や明かりが灯っています。やっぱりこれがなければ、横浜の夜のムードになりませんね。
ベイスターズ通り隣の桜通りと弁天通りでは、11月3日に「関内フード&ハイカラフェスタ」が開催されます。
続いて馬車道通りへ。こちらもめだって人通りが多いということはありませんが、金曜の夜を楽しもうとする雰囲気の女性グループが連れだって歩いて行くのをいくつか見かけました。
8時すこし前でまだ時間が早いせいか、いつもこの角にいる呼び込みのお姉さんは手持ぶさたな感じです。
そして馬車道通りから裏通りへ。ぼんぼりが灯った「こんばんは横丁」です。個性的な店が並ぶ横丁の魅力でしょうか、表通りよりも夜の街を歩く人たちを見かけます。
イルミネーション輝く伊勢佐木町から飲兵衛の聖地の野毛へ
続いて関内駅の反対側を歩いてみます。途中マリナード地下街を通り抜けていくと、ストリートピアノでフルートとの合奏で優しいアニメソングが流れていました。金曜夜の街にすてきな演奏、うれしいです。
イセザキモールへ出ると、恒例のイセザキ☆ライトが明るく迎えてくれます。きらびやかなイルミネーションは、1月31日まで開催されています。
イセザキ・モールから横道へ入って、ノラねこ通りを抜けてみましょう。自粛期間中の夜はこの通りもひっそりとしていましたが、今夜は店々の明かりが灯っています。こんな通りを歩くと。夜はこれからというウキウキした気持ちになってきますね。
都橋を渡って野毛へ入ると、やはり聖地、確実に賑わっています。スナックやバーのドアの隙間からもれ聴えるカラオケの音がうっすらと通りに響いています。
音といえば、ここで気がついたのが飲食店に配達する酒屋さんの台車の音。この音を聞くのがホントひさしぶりでした。
野毛本通りのこの夜の人出は、全盛期ほどではないにしろ、かなり盛りかえったようです。やはり聖地には賑わっていてほしい思います。そういえば、樹木希林さんの実家の老舗居酒屋も営業を再開したそうです。
夜の街を歩くことがなくなってから2年近くたっているので、ひさしぶりで疲れました。でも楽しかった。
なじみのカウンターに座って、ハーフパイントのビールで一息つくことにします。
十数か月ぶりに対面するカウンターの木目に気持ちがほっとするのを感じます。店で飲むビールは、やっぱり家飲みとは違います。