関内新聞

JR関内駅北口改修一部完了、エレベーターとエスカレーターが稼働

JR関内駅リニューアル後の様子

昨日(4月23日)の始発から、JR関内駅北口改札が新しくなりました。随分と長い期間、改修工事を行っていましたので、新たな駅の顔となる新しい駅舎を楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。

筆者は本日、どのように北口が変わったのかを体験するため、下り線ホームから北口改札を取材してきました。

これまであった階段

下り線ホームではこれまで、ホームのほとんど後ろの桜木町駅側に改札に降りる階段がありました。

その階段は、ご覧の様に閉鎖されています。

東京や横浜方面に通勤通学されている方は、進行方向の後ろの方に乗るとJR関内駅ではちょうど階段の前あたりに降りることができましたが、少し石川町駅寄りに階段は移動されています。

「あ、ほんのちょっとだけ移動しただけなんだぁ」と人の流れについて進んでいきましたが…

新設されたエレベーター

実は、そこにあるのはエレベーター。

これまでの階段の位置に合わせて車両を選んで乗っていた方が多いのか、吸い込まれるようにエレベーターがあるホールに入って行きますが、エレベーターに乗れる人数に制約があるため、当然そこでは人が滞留してしまっていました。

新しい階段の位置は、もう少し石川町寄り。

移動された階段と新設されたエスカレーター

今までなかったエレベーターの案内看板に惑わされることなく、思い切って石川町寄りに歩かないとスムーズに階段へはたどり着きませんでした。

階段とエスカレーターのあるホールの窓から見るセルテの位置からもわかるかも知れませんが、階段とエスカレーターはかなり移動されています。

エスカレーターが新たに設置されたのは嬉しいことですが、残念なことに上りのみ(訂正)平日の朝のラッシュ時を除いて基本的に上り運転。

記事訂正

記事投稿後の追加の調査により、下り線ホームのエスカレーターは、朝のラッシュ時間(平日 7:00~9:30)については下り運転をしていることが分かりました。

土・日祝については、終日上り運転だけとなっています。

新しい事実が判明したため、記事の一部を訂正します。(2017年5月30日)

改札へと下りる階段は、これまでよりも長く感じます。以前の階段は勾配が急だったのでしょうね。途中に一度しかなかった踊り場が、新しい階段では三度へと増え、安心して上り下りできそうです。

新しいコンコースと改札

階段を下り改札口のホールには、新駅舎開業を誇らしげに謳う看板があり、また関内駅の歴史や、なぜ関内と呼ばれるのかを説明する看板も設置。

更に、コインロッカーも設置されていました。

JR関内駅の北口を利用される方に、一つ大きな注意点があるとすれば、それは改札からの行き先を説明する時でしょうか。

これまでの改札とは向きが逆になっていますので、改札を出てが関内、が関外(伊勢佐木町)となります。少しの間、慣れるまでは注意が必要ですね。

もう少し続く改良工事

関内側に出たセルテの前に、新駅舎回収完了後のイメージが貼ってありました。

それによると、今回開業した新駅舎はまだまだ一部。これから残りの駅舎と、旧改札口を広場にする工事が残っているようです。

旧改札エリアを利用した広場は関内大通りまで続くようで、完成すれば駅前のイメージが大きく変わりそう。

最終的な完成まで更にもうひと時、JR関内駅北口の改修工事は続くようです。

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