関内新聞

キッズスタジアム2014「夢のエースピッチャー体験」で叶える

チーム成績がセ・リーグ5位と振るわない中、来場者数を伸ばしている横浜DeNAベイスターズは、8月16日~17日の2日間「キッズスタジアム2014」と題して、子供たちが主役となる夏休みのイベントを開催した。

会期中のスペシャルチケットとして『こどもグローブ付チケット』を販売。様々な購入者特典を付けるなか、一際目を引いたのがA賞の「夢のエースピッチャー体験」だ。

本物さながらに「エース」として扱われるこの賞を見事に手にしたのは、将来プロ野球選手になるのが夢と語る城田 翔吾君、10歳だった。

城田君は、中畑監督から帽子と名前入りのユニフォームを手渡され、横浜スタジアムのグランドで本物ながらの入団インタビューに応える。集まった報道陣のシャッター音が鳴り響くなか、エースとして相応しい面持で中畑監督とカメラに収まっていた。

中畑監督が、「期間は過ぎてしまったが、力強い戦力が補強できました。」と笑顔を見せる中でも、堂々とポーズをとり、報道陣に応えていた。

その後、城田君は選手と一緒にグラウンドでウォーミングアップを行い、ブルペンでは三浦投手から直接指導を受けての投球練習。練習メニューをこなした後は、選手食堂で選手たちとともに食事を摂り、最後はリリーフカーで登場して始球式に挑んだ。

詰めかけた25,000人を超える観客が見守る中、無事に始球式を終えた城田君は、「ちゃんと届いてよかったです。将来の夢はプロ野球選手になること。たくさん練習して、必ずこのグラウンドに戻ってきます!」とコメントを残し、集まった観客だけでなく球団関係者の目頭を熱くするコメントを残してくれた。

 

プロフィール

城田 翔吾 (しろた・しょうご)君
  • 小学1年生の頃より「旭北少年野球部」に所属し、6番レフトとして定着。
  • 今春の横浜市旭区の新人戦大会では準優勝の成績を収めた。
  • 妹の美唯(みゆ)ちゃん(小3)は、将来diana(横浜DeNAベイスターズチアチーム)になるのが夢で、dianaキッズとして兄の隣で応援していた。
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