関内新聞

現代社会になくてはならない「写真」の日本での発祥の地は関内!

日本写真開祖の碑

現代社会は、スマホの普及やSNSの発達で、写真がコミュニケーション・ツールとして重要な役割を担っています。でもその写真を日本で最初に注目して、普及させたのはどのような人達だったのでしょうか?

なんとその一人が、横浜で日本初の写真館を始めた下岡蓮杖(しもおかれんじょう)だったのです。

写真師・下岡蓮杖が野毛と弁天通りで写真館を始めたことから、「日本写真の開祖」としての功績を称え、ここに碑が建っています。

時は、安政6年(1859年)横浜港が開港したわずか2年後の文久元年(1862年)、西洋文化が一気に日本に流れ込んできた激動の時代に、写真の技術を習得し、アメリカ人の写真家ジョン・ウィルソンからカメラやスタジオを譲り受け日本で最初の写真場(館)を開業した下岡蓮杖。

いまから約155年前、「写真を撮影すると寿命が縮まる」と恐れられていた写真がこれほど普及したのは、開祖である下岡蓮杖の功績です。

生活になくてはならない写真だからこそ、時々は写真の発祥の時期に苦労した先人たちに想いを馳せてみるのもいいかもしれませんね。

発祥データ

  • 発祥年:安政6年(1859年))
  • 住所:横浜市中区弁天通4丁目

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