関内新聞

港の見えるストリートピアノが大さん橋に

港を見渡す客船ターミナルにピアノが

ポップスにジャズ、クラシックやアニソン等々、2018年12月の設置から関内のストリートピアノにはジャンルを問わず音楽好きが訪れて、自由に演奏を楽しむ姿がよく見られました。

ところが新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月初めから利用停止となってしまいました。

コロナ騒動の影になっていましたが、この3月に横浜港大さん橋の国際客船ターミナルにもストリートピアノが設置されていました。その直後にこちらも利用停止となったのですが、緊急事態宣言が解除とともに6月に入って解除になりました。現在演奏することができるようになっています。

大さん橋には、16日に資材置き場で火事があった飛鳥Ⅱが係留中。

外出自粛要請も解除されて1か月近く経つのですが、大さん橋を訪れる人はまだ少ないですね。平日とはいえ客船ターミナルには人の気配がありませんね。

どこにピアノがあるのかと探しながらターミナルの奥へと歩いていくと、ありました! 出入国管理をおこなうCIQプラザの手前。広々としたロビーの真ん中にポツンとピアノが置かれています。

設置されているのはヤマハの電子ピアノ。ストリートというより、駅や空港に置かれたピアノもそうですが、ターミナルピアノとでも呼ぶのが本来かもしれませんね。

特別に用意されたような厳かなこの雰囲気、どうですか。青いスポットライトは、やはり「ブルー・ライト・ヨコハマ」にかけた演出でしょうか。

演奏できるのは午前9時から午後9時まで。客船の発着等で変更となる場合があります。

このピアノの魅力は、何といっても窓外の景色。あいにくの梅雨空ですが、山下埠頭の方向、氷川丸やマリンタワーがよく見えます。

♪ソーダ水のなかを貨物船が通る……港の景色を見ながらユーミンのフレーズを弾いてみたくなりますね、もしもピアノが弾けたなら。

関内の新たな音楽スポット、大さん橋のストリートピアノ。今ならひとりじめできますよ。

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