イセザキ・モール近くに、女子にもオススメのCafe&Barがあるというウワサを聞きつけ、早速取材に行ってまいりました!
…え?ウワサの出どころはどこかって?
くやしいですが今回も編集長ですよ。
なぜそんな女子が好きそうなお店の情報まで、編集長の引き出しに入っているのかモヤッとするところはありますが…とりあえずそんなことはさておき、お店へGO!
見えてきましたSYNCHRONICITY(シンクロニシティー)の看板が。
どうやらここのようです!
外観がキュート♪♪
なんでしょう、このアメリカンなかわいさ。
パッと見、日本の横浜の伊勢佐木町というより、Isezaki, Yokohama, JAPANって感じです。
ドアのクリスマス装飾にもワクワクしちゃいます。女子はこういうところで早速テンション上がっちゃうんですよね。
そんなかわいらしさの一方、お店の名前についている「Craft Beer」の冠が物語っているように、こだわりのビールも飲めるようです…期待は高まるばかり!
ビールのイラストを見ていましたら喉が渇いてきました。パブロフの犬状態になってしまったので、早速入店します!
店主の深町圭一さんです。お店にピッタリの雰囲気と空気感で心が和みます。
明るい店内には、バーカウンターと、ゆっくりビールとお料理を楽しめそうなテーブル席が。常連さんもくつろいでいらっしゃるようです。
ビールはサイズが選べるのもうれしいですね。
そしてお店に入ってすぐの場所で存在感を放つビールサーバー。なるほど、ここから「本日のクラフトビール」たちが注がれるということでしょう。ビール好きの筆者はウズウズして我慢できません…!
夏の暑さで喉が渇けば、冬は乾燥で喉が渇くってもんです。というわけで早速一杯目をいただきます♪
深町さんがていねいに注いでくださったこちらは、アウトサイダーブルーイング(山梨)のオーストラリアンIPA。
待ち焦がれた一杯目……最高です。
冬のビールも、いいですよねえ。ホップの香りと、後に残る苦味がたまりません。
こらこら、君にこのお店の取材をお願いしたワケを忘れてないかい?
はっ!
でも今回は女子にオススメのお店として紹介したいので、普段ビールを飲まない女性にもオススメの飲みやす~い一杯をいただきたいです…
「それならこれですね!バナナみたいにフルーティーなんですよ」
スッと出された次の一杯は、エチゴビール(新潟)のヴァイツェン。さきほどとはうってかわって黄金色の輝き。
飲んでみると、本当にすごくフルーティー!苦味も少なくてサラッと飲めてしまうので、ビールを飲み慣れない方にも、たしかにオススメできそうです。
いや~、来て早々、左にIPA、右にヴァイツェンで大忙しですわ~。
…と、飲んでいるだけの記事になると後から編集長に怒られますので、きちんと取材しなくては。
深町さん、何かネタをください!
「それじゃあ、こちら見せちゃいましょう!」と、先ほどのビールサーバーが入った冷蔵庫をじゃーんとオープンしてくださった深町さん。ドヤ顔いただきました!
「これ、実は業務用冷蔵庫を改造したものなんですよ」
中のビール樽を入れ替えて、さまざまな種類の「本日のクラフトビール」がいただけるようになっているわけですね。冷蔵庫まるっとビール樽なんてうらやましいです、うちにも欲しいです。
さ、ネタをひとついただいたので、ビールもひとつお願いします。
「もちろんいいですよ~」と、嫌な顔ひとつせずビールを注いでくださる深町さん、本当にお優しい…
って、あれ…?
「泡がないですよ?」(と、言いながらもしっかりビールは受けとる筆者。)
「これは新潟のスワンレイクっていうブルワリーのポーターっていうものなんですが、泡なしで出すんですよ。ビールによって、ブルワリーが推奨する出し方っていうのがあるんですよね。」
なるほど!クラフトビールにはそれぞれの適した楽しみ方があるんですね!それを一度に楽しめちゃうって、贅沢です…。
「あとは温度なんかもそうです。ビールによっていい温度は違うんですけど、冷蔵庫の温度設定は1種類なので…冷やしたグラスで出すか常温のグラスで出すかで変えているんです」
う~ん、クラフトビール、奥が深いです。そしてこうやって、店主の話を聞きながら、カウンターでビールをいただくっていうのもまた、いいものです。
カラーの異なる三種のビールをいただいたところで、今度はビールに合うお食事をいただかなくては!
編集長から「絶対食べてきなさい」と言われて楽しみにしていたのが…こちら!
自家製シュウマイ!!
パクッとひとくちいただくと、お肉ぎっしりたっぷりで、ジューシー&ふわふわ~♪ビールとも相性抜群♪ふー、至福。
そしてビールにこだわるお店ならでは、鶏肉のビール煮!
ビールで煮ると鶏肉が柔らかくなり、苦味もいい具合にきくのだそう。お水は使わず、水分はビールと野菜から出るものだけ!味がぎゅーっとしみ込んでいて、これぞ寒い冬にピッタリの一品です。
ビールに合う「今日のおすすめ燻製」は、表に出ていたスモーカーでいぶした手作り。日によって何が出るかはお楽しみだそうです。この日の燻製はホタテ!
見た目は若干控え目かもしれませんが、これがまた名脇役中の名脇役!勝手に乾きものを想像していたのですが、やわらかくて少し水分もあって、噛むとホタテのうまみがじわーっと広がります。
さらに、燻製に合う“燻製ビール”もいただきました!
富士桜高原(山梨)のラオホです。
麦を仕込むときに燻製にかけているそうで、正真正銘の“燻製ビール”。
匂いはそこまでしませんが、飲み口がたしかに燻製。ホタテの燻製に燻製ビール、これまたビール好きにはたまりません~!
さらにビールに合うごはんものランキング個人的1位のメニューである、カレー!
お野菜とお肉の旨味がギュッとつまっていて、そしてマイルドだけどちょっと辛い…そんなツンデレなやつです。ビールに合わないわけがない!
ぷはーっ!
…と、油断しているとすぐに酒呑みレポートになってしまう…ここらで女子も好きなメニューをご紹介しなくては。
そこでいただいたのがこちらの二皿。ラタトゥイユとキッシュです。どちらも素材の味を存分に楽しめるので、お野菜をたっぷり摂りたい女性にもうれしいメニューです。
キッシュは日替わり。この日はタコとアスパラのキッシュでした!具がゴロゴロに入っていて、食べごたえ抜群なのですが、ケーキのような見た目がキュートです♪
「じゃあ、ドリンクも女子っぽいのをひとつ出しましょうか」
と、女子レポートに焦る筆者を気遣ってくださった深町さん。かわいい瓶を取り出して何かを作り始めましたよ…?
じゃん!自家製レモネードシロップでつくるアメリカンレモネードです。
上の赤ワインとよーく混ぜていただくのですが、程よい甘さと酸味がマッチしてさわやか!甘いのですが、決して甘ったるくはなく、あくまでさわやか。自家製シロップがいい仕事をしていること間違いなしです。
クラフトビールをたくさん楽しめて、かわいいお酒もいただけて…おいしいお料理もたらふく食べられて、さらにはウィスキーも揃っている…そんないろんな味わい方ができるお店です。
いろんな味わい方ができるからこそ、「このお店に一緒に来たい」と思える人がたくさん浮かんできませんか?
ちなみにランチも営業中です。時間は12時~16時まで。バターチキンカレー、野菜カレー、ボロネーゼなどがミニサラダ付きでいただけます。
お料理も本当にすばらしいお店なので、ランチで足を運ぶのもいいですね♪
さて最後に、奥様と一緒に決めたという「SYNCHRONICITY」というお店の名前について。奥様が好きなイギリスのロックバンド、ポリスのアルバム名に由来しているそうですが、その言葉の意味は「必然性のある偶然の一致」。
この記事でこのお店を知ったあなたのこの瞬間も、シンクロニシティー…なのかもしれません!
おわかりいただけましたでしょうか、カフェのようにまったりくつろげそうな空気感。ほんわ~り一枚、いただきました♪
ショップデータ
- Cafe&Bar SYNCHRONICITY
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- 横浜市中区伊勢佐木町1-7-9 1階
- TEL:045-315-2532
- 営業時間:12:00~2:00
- 定休日:水曜