参拝客の列の長さは例年以上かも!?
横浜橋商店街のすぐ隣、真金町の金比羅大鷲神社にやって来ました。この酉の市は、横浜の年中行事として「お酉さま」と呼ばれて親しまれています。
例年なら神社の鳥居のまわりに奉納された提灯が飾り付けられて、その明かりが明るく灯っているのですが、今年は混雑を避けるために提灯の設営がないので、ちょっとさみしいですね。
ちなみに金比羅大鷲神社は、金比羅神社とお酉さまの大鷲神社がいっしょに祀られている神社です。
お酉さまは商売の神様。毎年酉の市の日には、開運や商売繁盛を願って参拝客がやって来ます。
昼間は大雨警報が出るほど強い雨が降ったのですが、夕方から雨が上がって、たくさんの人がお参りに詰めかけています。
お参りする人の行列はご覧の通り。神社の前から大通りまで200mほどありますが、行列はその手前まで続いています。地下鉄の阪東橋駅を出た時から人出が多いと感じてましたが、こんな列になっているので驚きました。
大通公園沿いの出店も大賑わい
お参りを済ませてから熊手や食べ物の出店が並ぶ大通りへ出ると、こちらはさらに大盛況。2年ぶりに見るお酉さまの風景、この大賑わいでお祭り気分が盛り上がりますね。
今回は混雑を避けるために神社の参道側の出店がなく、規模を縮小して実施というアナウンスが事前にありましたが、縮小というムードをまったく感じない賑わいです。
出店に飾られた縁起熊手を眺めながら通りを歩いていると、熊手の売り買いが成立するたび「家内安全、商売繁盛!いょーおっ!」威勢のいい掛け声と手締めの拍手が聴こえてきます。出店で話を伺うと「今年はいいよ!」と「大入」の指物を手にしてにっこり。
縁起物の熊手を手にして帰るのは、やはり商売をしている方が多いですね。こちらは都筑区から来たパパと娘さん姉妹。ヘアサロンを開いているそうです。
こちらのご夫婦は、戸塚区でリフォーム業を営業。みなさんのご商売のさらなる繁盛をお祈りします!
縁起熊手の出店に続いて、食べ物の出店が大通りにずらり。ひさしぶりに見る出店の看板や灯りに、やけに温かくて懐かしいものを感じてしまいます。
コルク弾でニンテンドーを狙え!射的やスマートボールには、少年たちが群がっていますね。21世紀の酉の市、デジタルの時代ですが年代物のアナログゲームも大人気です。
時間短縮で出店の実施は夜9時までになっていますが、この人波はなかなか引きません。次の「二の酉」は11月21日(日)です。