関内新聞

横浜ローズウィーク開催中の関内でバラを満喫!!

市の花となって30年、横浜を鮮やかに彩るバラ

横浜ローズウィークが開催されて、バラ満開の関内。5月半ばの平日ですが、初夏を思わせる陽気に誘われて、ハマスタには当日券を求めるベイスターズファンが午後早くから詰めかけていますね。

横浜公園を通りぬけて日本大通りへ出たところで、歩道の花壇にバラを見つけました。品の良い通りにふさわしく、程よい鮮やかさを見せるピンクのバラです。蕾をたくさん付けているので、まだしばらくはきれいな花が楽しめそうです。

県庁前の花壇では、深紅のバラ薄いピンクの可憐なバラが咲いています。こちらの花壇も蕾が多いようです。

ところで、横浜市の住民票や戸籍謄本などにバラの模様が入っているのをご存知ですか? 証明書の用紙は偽造を防ぐために定期的に変更されていて、昨年8月から現在のバラ模様のピンクの用紙が使われています。

バラが横浜市の花に制定されたのは、開港130周年&市制100周年という節目の年でもあった1989年(平成元年)。横浜と歴史的にゆかりがあり、誰でも知っている花ということで、市民応募でバラが選ばれたそうです。

満開!! バラいっぱいの山下公園へ

ガーデンネックレス横浜の会場となっている山下公園。氷川丸前のバラ園は、みごとに咲きほこるバラで埋め尽くされています。

2017年春の大規模なリニューアルで「未来のバラ園」として生まれ変わった花壇に咲くバラは、約190品種、2650株。横浜のバラを代表するシンボルガーデンです。

暖かな日差しのせいでしょうか、バラの香りがむせるほどに漂っていますね。そして気持ちの良い潮風も時おり吹いてきます。関内を歩くには5月が最高の季節ではないでしょうか。

公園の山下埠頭側の端にある世界の広場から人形の家・元町方面に向かう通路には、バラのアーチがあります。このアーチを抜けて、アメリカ山公園へ行ってみましょう。

港を見下ろすアメリカ山公園のバラ

アメリカ山公園は元町の外れ、外人墓地脇の高台にあります。みなとみらい線を利用した場合なら「元町・中華街駅」の元町側のエスカレーターを一番上まで上がると「アメリカ山公園口」があります。バラが咲いているのはマリンタワーが見える公園の北側、地下鉄出口周辺と小庭園のなかです。

バラのアーチをくぐり抜けた向こうが小庭園です。にぎやかな山下公園とは違った趣で、咲きほこるバラを楽しめそうですね。

イギリス庭園風のベンチにはバラのレイが用意せれて、撮影スポットになっています。

アメリカ山公園をくだって関内方面へ戻る途中、最後に立ち寄ったのはホテルニューグランド本館中庭。ここでは横浜ローズウィーク応援イベントとして「薔薇と緑の庭園」が開かれています。噴水を中心にした庭園に、バラの香りとゆったりとした時間が流れていますよ。

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