横浜公園が開港記念バザーで賑わうなか、JR関内駅を挟んで反対側の大通り公園も「なぜか賑やか」という情報を聞き、6月4日の土曜日に行ってきました。
JR関内駅から大通り公園に向かって歩いていくと、公園の入り口には、さながら運動会のように万国旗がはためき、いつもと違う雰囲気。
これは期待できそう。
全国大陶器市へ潜入開始
このイベントは、全国大陶器市振興組合という組織が主催して、年に20回ほど日本各地の都市公園を中心に、やきもの文化振興・普及・啓発に寄与する目的で開催しているそうです。
今年の横浜では、大通り公園の石の広場で5月28日(土)から6月5日(日)まで開催。
たくさんのテントが並んでいます。
テントの中はいろいろな陶器でいっぱい。
商品が多すぎてテントから溢れて通路にも進出。
午後になると更なる人出
午後になると人でも最高潮に。
食器に混じって、楽しいアイテムを発見。
プラスチック製の「エサのいらない金魚」。
一瞬、本物と思うほど良くできていました。この金魚を泳がせたくて、大きな陶器の器を購入しちゃうかも。
なぜか、懐かしい急須。
セットで湯呑も買いたくなっちゃいますね。有田焼きの絵付けからモダンな湯呑は、種類が多すぎて迷います。
こんな可愛い陶器の置物も発見!
会場の中でひときわ人の集まっているコーナーに近づいていくと、「無料ろくろ体験」の看板が…
ここでは陶器の魅力を体験して知ってもらおうと陶芸家の先生が手取り足とり、ろくろの指導。
掘り出しものや珍しいもの
ろくろ体験の見学が終わった後は、もう一周テントを巡ることに。
するとさっきは見逃していた小物やアイテムにも目がいくようになります。気分はデパートの仕入れ担当のバイヤー。
なんだか楽しくなってきました。
お皿を大人買いして、家で回転寿し気分を味わえるかも。
今年の夏はこれで決まり。おしゃれな蚊取り線香置き。
「わけあり商品」や「山積み商品」の中から、掘り出し物を見つけるのも楽しみのひとつ。
陶器で出来た幸運アイテム。「開運たぬき」
満喫し終えて
ちなみに会場となった大通り公園は、新吉田川という運河を地下鉄建設に伴い埋め立て、昭和53年(1978年)9月9日に開園し、市民の憩いの場となっています。
ということで、梅雨入り前の6月の土曜日、大通り公園で堪能した「全国大陶器市」。
普段はあまり関心の無かった陶器に触れることができて、窯元の違いや絵付けの話、ろくろの使い方まで、出展者の方と話をしながらだんだん興味が湧いてきました。
将来、お皿を触りながらウンチクの語れる男になりたい!と思いながら会場を後にした春の週末でした!