関内新聞

大反響のストリートピアノが馬車道駅にも新設されました


地下駅コンコースに響く思い思いのメロディ

ピアノが設置された場所は、地下鉄みなとみらい線の馬車道駅の地下1階。馬車道口や赤レンガ倉庫口から階段を降りて、さらに改札階へ降りるエスカレーターの横です。

コンコースのレンガ壁前に、アップライトピアノが置かれています。馬車道から駅の階段を降り始めるとすぐに、構内に静かに響くピアノの音が聴こえてきます。

「週に3~4回は来るかな」という田原さん。演奏が始まると、ポップで軽やかなメロディが広々としたコンコースに気持ち良く響き渡ります。

お勤めの会社が日本大通りにあるので仕事帰りに立ち寄って演奏するそうですが、カバンの中にたくさんの楽譜を持参。偶然にも、以前カトレアプラザでピアノを弾いているところを撮影させていただいた方でした。

次にピアノの前に座ったのは、ダンディなスーツ姿の男性。静かなジャズ調のメロディが流れだすと、通りすがりの人々が振り返ります。この方にもお話をうかがいましょう。

「仕事で関内に来て、たまたまここでピアノを見つけた」という野沢さんは、東京の会社にお勤めの方。関内での仕事がうまくいったのでしょうか、ゆっくりと演奏を楽しんでるようでした。

とぎれとぎれのメロディを楽しそうに奏でていたは、市内在住の佑子さん。お連れの方とお酒を楽しんだ帰り道にピアノを見つけて、ちょっと弾いてみたそうです。ちょっと弾いてみたい時、そこにピアノがあるって、いいですね。

マリナード地下街にはサークルベンチが

歩いて10分ほどしか離れていませんが、ビジネス街の馬車道駅と商店街のマリナード地下街とでは雰囲気はだいぶ変わります。

会社の帰りにひとり静かにピアノを楽しみたい方は馬車道駅、買い物ついでに立ち寄って弾きたいならマリナードがいいかもしれません。

また、マリナード地下街のピアノのそばには、ちょっと腰掛けられるサークルベンチが設けられました。休憩がてらここで演奏を聴くにはちょうどいいですね。

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