関内新聞

テキーラコンペへ関内所縁のバーテンダーの応援に行ってきました

2015年11月23日勤労感謝の日に、日本バーテンダー協会神奈川県本部横浜支部が主催する『第5回プレミアム・テキーラ・カクテルコンペティション』がワークピアで催されました。

事前に入手したパンフレットにより、関内に所縁のあるバーテンダーが多数挑戦すると情報を得ていたので、その雄姿を見に熱烈応援に行ってきました。

ワークピア2階の大広間で行われるコンペ。会場はたくさんの来場者がお目当てのバーテンダーの応援に来ていました。

前売りか当日に購入したチケットで入場。会場にはこのイベントに協賛しているメーカーの協賛ブースが出ていて、観客はそれらのブースで好みのお酒を楽しみながら、バーテンダーの応援に興じています。

この日のテキーラ・カクテルコンペティションに挑戦するバーテンダーは、全員で10名。開会に際して入場したバーテンダーを写真に収めると、関内に所縁のあるバーテンダーが半数を占めていました。

と、言うことで…、

熱烈!応援!!

バーテンダーの雄姿を写真に収めながら、心の中で「かんばれ!」と叫んで応援です。

このコンペでは、バーテンダーが2名1組で順にステージに登場。日頃から研鑽を積んでいる技術を惜しげなく披露します。

ただ日頃とは違うのは、どのバーテンダーも表情がとても強張っている…、そう緊張しているのです。

それもそのはず、このステージで作るカクテルは審査員によって評価され、かつ順位が付き表彰される。その名誉を掛けて一生懸命にカクテルを作ります。

緊張するのは当たり前…。ステージに一番近い最前列では、審査員の厳しい目が光ります。バーテンダーにとっては、応援に来ている観客よりも近くにいる審査員の目が気になってしまうでしょうね。

この日の審査員の中にも、関内に所縁のあるバーテンダーが2名も座っていました。

審査員席の中央に座り、一際厳しそうな視線を送っているのは、小紙が協力メディアとして関わっている「カクテル・ショウ」に登場したThe Bar CASABLANCA山本 悌地さん。そして、その左にいるのは、同じくカクテル・ショウに登場した世界一になった経歴を持つBar Noble山田 高史さん。

このお二人を含む厳しい審査員を目の前にして、各バーテンダーは持てる技術を披露します。

加藤 隆紘 さん

齊藤 崇眞 さん


さていよいよ競技開始。

初っ端の一組目からいきなり関内勢が登場です。まず登場したのは、今年6月27日に放送されたTV東京の「出没!アド街ック天国」で16位の「美味しいBAR」の中で紹介された、QUEEN−MERRYの加藤さん。そして小紙でも過去に取材をした、「Bar NORGE」の現店長の齊藤さんが登場。

いきなり関内勢同士の登場に、ファインダーで追いかける手が汗でびっしょりです。

普段お店に伺った時の柔らかな雰囲気で、バーテンダーさんと楽しくお話しさせて頂いている空気とは全く違うのは、やはり選手が皆、真剣にカクテルを作っている為と、何と言ってもこの審査員の方々の厳しい眼差しのせいですね。

石井 樹々生 さん

古林 圭介 さん


一組目が終わってもドキドキしながらファインダーを覗くシーンが継続します。

何と二組目に登場する2名のバーテンダーも共に関内勢。何とも酷な組み合わせが続いてしまいました。

3番目の選手は、Bar Day Cocktailで働く石井さん。そして4番目に登場した古林さんは、Bar NORGEを取材した時にお店で働いていたバーテンダーさんです。

石井さんも古林さんも、さすがにこの審査員の厳しい眼光の前に、緊張した様子でカクテルを創作していました。ファインダーを覗きながら、「普段通りに頑張って!」と願っていましたが、この心の声は届いたでしょうか。



ようやく緊張するステージが一段落。2組目が終わると、しばらくは関内勢の登場はありません。ということで、改めて会場の様子を取材しようとウロウロしてみると、またまた見覚えのある顔に遭遇しました。

このプレミアム・テキーラ・カクテルコンペティションの会場では、この大会の過去の優勝者のカクテルを無料で楽しむことができるブースが用意されていました。

そこにいたのは、前回大会の優勝者の中村 英吾さんと、前々回大会の優勝者の原田 龍一さんです。

中村さんは、前回大会で優勝した時はBar NORGEの店長として勤めていらっしゃいましたので、小紙にも何度となく登場しているバーテンダーです。そして原田さんは、二組目で華麗な演技をしていた石井さんと同じくBar Day Cocktailで勤めているバーテンダー。

ステージの上に登場するバーテンダーの面々とは大きく異なり、こちらのお二方はカメラを向けるとこの表情でお決まりのポーズ。関内のバーテンダーを象徴するこのポーズは、第2回カクテル・ショウのフォトセッションでも登場しています。

第2回カクテル・ショウのフォトセッション。名付けて「ベイベー9」。#カクテル #横浜 #関内

関内新聞さん(@kannai.journal)が投稿した写真 –

こちらがそのフォトセッションでの様子。もしかすると関内のバーテンダーで流行っているのかも知れませんね。

そんなこんなしていると、コンペもいよいよ最終組の始まりです。

小作 智也 さん


最終の五組目に満を持して登場するのは、bar Alcの小作 智也さん。小作さんは、カクテル・ショウにも登場してくれたバーテンダーですし、小紙が監修協力したオリジナル・カクテルを作ってくれた小紙にとってとてもお世話になっているバーテンダーのお一人です。

その小作さんの雄姿を収めるためにシャッターを切る指先に震えが生じます。

頑張れ、頑張れ!

公平を期さなくてはならない報道マンということはすっかり忘れ、やはり関内に所縁ある、そしてオリジナル・カクテルを創作するという楽しさを小紙に教えてくれたバーテンダーを応援するのには力が入りました。

全5組10名のバーテンダーの演技も、小作さんの登場でおしまい。


全ての競技が終わった後は、それぞれのバーテンダーが檀上で作ったカクテルを楽しめる懇親会を挟んで、競技結果の発表です。

総勢10名のバーテンダー。その内、関内に所縁のあるバーテンダーは5名。その最高位にランクインしたのは、齊藤さんの3位。

この関内新聞でも取材をしたBarの現役店長が3位に入賞し、興奮しながらも緊張し続けたプレミアム・テキーラ・カクテルコンペティションが終わりました。

小紙2度目となるカクテルコンペティションの取材は、その登場バーテンダーの紹介を中心としたレポートとなりましたが、それは…、

この街に所縁のある人に肩入れをするというメディアになりたいという想いから。

5名全てのカクテルを飲ませて頂きましたが、とっても美味しかったので、今度はプライベートでお店に伺って飲ませてもらおうと思っています。

良かったら読者の皆様も是非。

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