関内の夏の風物詩で多くの人に愛されてきた「神奈川新聞花火大会」が、今年8月2日に実施された31回大会をもって、当分の間、休止されることになった。
主催する神奈川新聞が社告として、本日付けで同社HPにて発表した。
同花火大会は、1986年に山下公園前面会場を舞台に始まり、1995年にはみなとみらい地区にその舞台を移して、回を重ねてきた。
しかしながら、安全上の理由から、今後の実施が難しくなり、これまでの方式による花火大会の開催を当分の間、休止することとなった。
首都圏の花火大会が取りやめになったり、規模を縮小したりされる中、同花火大会はそのロケーションの良さから観客数が増加。それと同時に、会場となるみなとみらい地区の開発が進んだことによる空き地の大幅な減少により、花火観覧の観客が安全に観覧する場所が少なくなったことが、今回の休止につながったようだ。