2017年1月19日(木)

春を感じる三兄弟、馬車道老舗和菓子店「松むら」の三色だんご!

アバター画像 佐々木 翠

横浜港が開港し、関内地域と行き来する道路の一つとして開通した馬車道にある明治30年創業の和菓子店「松むら」。そこには老舗の風格があり、誇りを持って四季折々の和菓子で私たちを楽しませてくれます。今日はおすすめの三色だんごをいただきます。

ここは馬車道。

アメリカが江戸幕府に開国求め、このことにより横浜港が開港し、関内地域と横浜港を結ぶ道路のうちの一つとしてこの道は開通しました。

外国人はこの道を馬車で行き来したことから馬車道と呼ばれるようになり、アイスクリームやガス灯、街路樹と日本初というものが多く見られます。

このことから西洋文化の色濃く感じる馬車道ですが、馬車道の交差点角に静かな佇まいの老舗和菓子店「松むら」があります。

馬車道を通るといつも季節のお菓子がガラス越しに見えて、醤油だんごや、これからは桜餅、今日は草餅が並んでいて気になっていました。

日本人ですもの、四季を感じたいです。

風景、花、、、よりだんご!

ということで、店内に入ると、店頭に並んでいる名物草餅、よもぎ大福、豆大福、そして奥には茶道でいただくきれいな色の練り切りもあります。

今日は可愛らしく春らしい色合いに惹かれて、三色だんごに決定。

一口目は胡桃だんご、二口目は胡麻だんご、三口目は餡入り草だんごの三兄弟。

柔らかい!

名物が草餅ということもあって、特に三口目の草だんごは、よもぎの香りが鼻に抜け一足早い春を感じることが出来ます。

春~!

「松むら」は創業明治30年、少々老舗の風格に圧倒されながらも、“コーヒーに合う”というレーズンと餡子の焼菓子(税込180円)も気になり追加購入。

これは癖になる~!

なんだか春を感じてウキウキしてきたので、改めて歴史に思いを馳せながら馬車道を散策してようと思います。

次はどこに行こうかな。

ショップデータ

松むら
  • 横浜市中区尾上町5-62
  • TEL:045-651-4147
  • 営業時間:10:00~19:00
  • 定休日:隔週日曜日

この記事の著者

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佐々木 翠ディレクター

幼い頃、初めて家族旅行に来たのが横浜山下町。その思い出のこの街に居を移し、早くも17年。ほぼ関内または関外エリアを中心にどっぷりと街に馴染み、愛犬と暮らしています。新旧交えた横浜関内地区について独自の調査により知り得た地元情報を、それぞれの人間ドラマと共に、関内の街をディープに発信していきたいと思います。

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