2014年9月23日

【想見】馬車道の夜をおどろきに旨く割烹SOUで季節を思い浮かべる

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森本 康司 森本 康司

割烹SOUの里芋の蟹あんかけ

すぅ~っ。

割烹SOUの和風鴨ロース

えいっ。

 
な、何と…。

確かに、運ばれてきた一品目のお料理が、一品ではなく全部で七品ものせられた、見た目にも感動を覚えるプレートだったことに、心の底から感動し、その凄さを写真だけで表現するのではなく、姑息にも文章を句点だけでつなげる独自の技法を使って圧縮文章で描いてみようと思ったのだが…。

コチラが感動を表現している間に、軽く四品を口に運ぶとは…。

 
パクパク隊:
だって、こんなに素敵なお料理って久しぶりじゃない?見た目にも可愛いし、もちろんお味も美味しい。それより小さく盛られているのが、女性には嬉しいのよね。
ドレッサーの上のアクセサリーケースに並んでいるジュエリーみたい…!

 
っっって、おい!!
 

そういった何処かのグルメレポーター的なコメントは、こちらの役目だということを知っているくせに、軽くこなしたように発するのは止めてくれ。

 
オーナーシェフの澁谷壮平さん
割烹SOUの壮平さん

壮平さん:
まずお持ちしたのは、うちのお店で「晩酌プレート」と呼んでるメニューです。季節によって乗せるお料理は変わりますが、全部で七品を乗せたメニューです。

本日は、

  1. 本マグロのお刺身
  2. 金目鯛のお刺身
  3. 里芋の蟹あんかけ
  4. ナスのオランダ煮
  5. 焼ごま豆腐
  6. 和風鴨ロース
  7. 鯛南蛮漬け

を盛り合わせました。

 
よしよし…。

このタイミングでお店の人に割って入ってきてもらえたことは、絶妙に助かったタイミングだ。アイツにしれっと流されながら、こちらの技法を全て水の泡にされてしまっては、表現力を駆使している苦労が無駄になってしまうところだったからな。

 
パクパク隊:
まぁ、自己満足に浸ってるから敢えて水を差さないでおいてあげても良いのだけど、その表現力と言っている技法ってね、普通は分かり難いと思うわよ。
焼ごま豆腐は、しっかりとごまの風味が香って、それでいて柔らかい食感が良かったわ。ナスのオランダ煮は、御出汁がしっかりとナスに含まれていて、噛まなくても口の中でとろけるようで美味しかったわ。
里芋の蟹あんかけは、柔らかく煮た里芋の甘さと蟹あんかけの優しい風味がマッチしていたし。和風鴨ロースは、少し厚めに切られているかも?って思ったけど、ちょうど良い柔らかさで鴨の風味が優しく口の中に広がったって感じ。

 
少し厚めに切られているカモって?鴨だけにね…。
 

いかん、いかん!

何なんだ。今日のコイツの素敵過ぎるぐらいのコメントは…。こちらの出番を完全に無くされてしまうかのようで、それでいてしっかりとこの店のお料理の特長を捉えている。

おかげで、くだらないダジャレを言って、その場をやりくりするのがやっととは…。

な、情けない。


お店詳細

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