衝撃写真がSNSでにわかに話題に
まだ風は冷たいものの、昼下がりの穏やかな日ざしに春の気配を感じるこの頃。そんな日にぴったりの大岡川沿いの散歩道で、こんな不思議な光景が目撃されました。
現場は長者橋近くの大岡川の岸辺。パドルを両手にサーフボードの上に立って漕ぎ進んでいくのは、人気上昇中のマリンスポーツ、スタンドアップパドル(SUP)を楽しむ方ですね。真っ青な空をバックに、スイスイと気持ちよさそうですね。
おや、青空?
大岡川の水面ではなく、空を漕ぎ進んでいるなんて、まさか…
この不思議な写真を撮影したのは、横浜市内在住のムダサイエンティストの平林純さん。
よく晴れた先週10日(土)の午後2時半頃、大岡川近くを散歩していた平林さんは、青空をきれいに映した水面に浮かぶパドラーを見つけて撮影。
天地を逆さまにするとパドラーが空を進んでいるように見える画像をSNSにアップして、見た人を驚かせてくれました。
平林さんは「画像認知・処理的に面白いことは、この画像の人物上下部分について、その片方が『周波数情報も(その当然の結果としての)ダイナミックレンジも本来遙かに豊かに持っている』はずなのに、撮影デバイスや周辺認知の影響で、それが逆転して感じられるところかも」とムダサイエンス的考察をコメント。
厳しかった寒さも緩みはじめて気持ちのよい日が続きそうなこれからの季節、スマホやカメラを片手に横浜を歩いてみませんか。あなたもきっと素敵なシャッターチャンスに出会えますよ。
写真提供
平林 純(ひらばやし・じゅん) 主な著書に『論理的にプレゼンする技術 聴き手の記憶に残る話し方の極意』SBクリエイティブ、『史上最強科学のムダ知識』技術評論社 など。
横浜の野毛を歩いていると、空に浮かぶ反射面の上に船を滑らせている人がいて、何だかとても羨ましい。…「人を羨(うらや)む」時は、「羨ましい」でなく「凄いぞ」ということにしているから…空に浮かぶ反射面の上に船を滑らせている人がいて、何だか「とても凄いぞ」という感じかも。 pic.twitter.com/l224hinndE
— Jun Hirabayashi (@hirax) 2018年2月10日