2015年4月27日

【絶叫】串カツの本場関西人も絶賛する「揚屋鈴」ではしゃぎ回る

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森本 康司 森本 康司

本場関西人もその味を絶賛する串カツを食べさせる店を若葉町に発見する。サクサクな衣を壺に入ったソースに漬けて頬張ると、その瞬間から大阪ミナミに意識を飛ばすことが出来る。横浜で関西のソウルフードを堪能するなら「揚屋 鈴」の扉を開ける。

参ったな…。

すっかり春の陽気を楽しめる季節になった途端、季節を飛び越えさせる熱風を巻き起こす連中を接待しなくてはならないとは…。

新年度になり、歓迎会だの決起大会だの、自由気ままに独り身を楽しめる夜の時間を確保することが出来ず、業を煮やしている最中の接待だった。

しかもホストとして、客人達を丁重にもてなさなくてはならない。

 
さぁて、どうしたものか…。
 

単なる接待相手であれば、ここまで悩まされることもなかった。何をそんなに悩まされているかと言えば、それは…、

今宵の接待相手が、味にうるさい関西出身の面子だということだった。

 
絶妙のタイミングでボケ、絶妙のタイミングでツッコミを入れる。それはまるで関西出張の時にビジネスホテルで見た、上方漫才を目の前で繰り広げられるかのよう。

けなしているのか、単にツッコミを入れているのかすら分からなくなるような、そんな面子が今宵のお相手ということならば、グゥの音も出ないような、最高のもてなしを考えて行かなくてはならない。

 
そうか!
 

こういう時こそ、相手のバックグラウンドに合わせた、絶妙な心配りを見せてやるのが営業の基本だな。

いつか寿司屋の大将に教えてもらった、あの店を使わせてもらうとしよう。

揚屋 鈴
揚屋鈴の外観

たしか今宵のお相手の関西の面々は、久しく地元へは帰っていないという転勤族。所帯持ちが多いと言っていたから、地元に戻っても家族サービスで忙しいだろう。

営業畑を歩いている連中だ。本社勤務の時は、ミナミだの新地だのに繰り出していたに違いない。

 
そうなれば…、だ。

2度漬ご遠慮

2度漬けご遠慮くださいの文化が恋しい頃だろうさ。

関西出身の人間を、ここ横浜で大阪ならではのソウルフードでおもてなし。危険な賭けだと言われようが、どんな人間だって故郷が恋しくなる時はあるはずだ。

変化球の接待や、在り来たりな接待ではなく、ここは直球ど真ん中勝負の接待で、新年度の運気を占ってみるとしよう。

揚屋鈴のカウンター

本場関西の串カツと言えばカウンターに座り、目の前で上げられる串を一つ一つ頬張り楽しむのが良いかも知れんが、何せ今日は大所帯の接待。

揚屋鈴の個室

個室に陣取り、ゆっくりビジネスの話でもした方が良いのかも知れんが、細かいところにこだわる相手やも知れん。故郷の味に懐かしさをもっと感じてもらうために、ここはやはり調理場が見えるテーブル席を使わせてもらおう。

揚屋鈴のテーブル席

その方が、ただ飲み食いするだけの接待ではなく、串を揚げている調理場を魅せるエンターテイメント付の接待の方が、相手も饒舌になってくれて効果が倍増するというものだ。


お店詳細

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