2015年1月30日

【霜降】Barメシの域を超えた肉を食べさせる凄腕のBlackVelvet!

ページ数(1/4)
森本 康司 森本 康司

先入観を捨て、邪念にとらわれずに吟味すれば、きっと見つかる美味しいBarメシ。BarなのにBarだけど、シャトーブリアンやタタキ等のこだわりの牛肉料理を思う存分堪能させてくれる一軒のお店。BlackVelvetは常盤町に君臨するBarメシの領域を超越したお店。

作業が片付かず、すっかりと終わりが遅くなってしまった。

集中して作業に没頭していたこともあり、気が付いてみると晩飯という時間からは、大きくずれ込んでしまっている。

こんな時間からアイツを呼び出したとしても、きっと美味いもんを食べ終わったと、出不精になって付き合ってはくれないだろうな。

※アイツとは、関内新聞のグルメカテゴリBarカテゴリの記事で、読者に楽しさと美味しさの感動を伝えるために、時折手だけで出演するボランティアスタッフのパクパク隊のこと。前回は中華街のNORGEの回で登場しているが、最近はご無沙汰の傾向にある。

 
仕方が無い…か。
 

久しぶりにこんな夜も良いもんだ。

そう決め込むと、いつものようにアテもなく街に繰り出すことにする。

 
何が食べたいか…とか、何が飲みたいか…などという気分ではない。そんな夜には、関内の真ん中から東西南北どちらに一歩を踏み出すかで、ノレる気分が決めてくれる。

そう決め込むと、桜通りをJR関内駅の方に…、そう西に向かって一歩を踏み出した。

 
今夜の気分は桜通りなのか?
 

この通りにも胃袋を魅了する、多くの飲食店が軒を連ねる。その通りを目で何かを追い求めながら、ゆっくりと歩いていく。

が、今夜の胃袋は、この通りで足を止めることを許さない様だった。二日酔いの朝に、すっきりした気分になりたいとやって来た、酸素カプセルの店がある建物を右に折れ、関内の入口ともいえるたこ焼き屋の交差点を更に進み、気が付けば馬車道通りすらをも超えていく。

胃袋の気の赴くままに任せ、辿り着いたのは常磐町の6丁目界隈。このあたりは隠れきれない良店があると、居酒屋で呑んだ後の2軒目として、しばしば訪れたことがあるエリア。

胃袋よ…、
今夜のお前の気分は、どこに連れて行こうとしているのだ…。




ブラックベルベットの外観①

たばこの自販機を通り過ぎ、何となく後ろ髪が惹かれて足を止め振り返ってみると、そこにはビシビシと爽やかに怪しげを放つ魅惑的な扉が、手を伸ばして開けて見ろよと主張している。

ブラックベルベットの外観②

一歩下がってとしても、躊躇う心を確かめるかのように、固唾を飲むこちらに向けて、角がちゃんと尖ったムードで攻めてくる。

ブラックベルベットの外観③

すっかりと足を止め、そして最後は、この重厚な扉を開く決意を固めるだけ。今夜の気分は、この店へと連れて来たかったのだろうか?それとも、この場所で胃袋が満足できると感じているのだろうか?

 
夜が遅くなったとは言え、ランチを摂ってから何も口にしていない胃袋が、どう見てもBar、どこをどう見ても酒を美味しく飲むBarであると思える出で立ちの店に、なぜ入らんとしているのか。

 
直感を信じてみるか。
 

ブラックベルベットの店内

そう決め込み重厚感バツグンの扉を開くと、更に広がる怪しげとは違う魅惑的なムード。カウンターだけの店内は、しっかりと雰囲気を作り暗めの店内にお客が所狭しと並んでいる。

ブラックベルベットの店内②

そして、更に一歩店の中へと足を進めると、視界の右側からカウンターの中に、これまた所狭しと並ぶ無数のアルコールのボトルが、青紫の灯りに魅惑的に…、いや、その域を適切に超える妖艶さを放っていると言った方が良かった。

 
なぜに今夜はBarだったんだ…。
 


お店詳細