季節のおいしさが高架下に集合、懐かしいあのパンも
はつこひ市場が開かれるのは、大岡川にかかる黄金橋にほど近い京急高架下にある高架下スタジオSite-D集会場。春夏秋冬と四季を通じて催され、地域のイベントとして定着。コアなファンを獲得しています。
ちなみに前回11月に行われた秋のマルシェは、テレビ東京「出没! アド街ック天国 横浜黄金町」が放送された直後ということもあって、入場制限するほどの人出でした。
会場入り口には横浜市内産の新鮮野菜がいっぱい。農薬や化学肥料を使わずに作られた露地栽培の安心野菜です。
集会場の中には、横浜市内と周辺から持ち寄られたおいしい食べ物のブースが。パンをはじめ、焼き鳥、はちみつ、鰹節、あられ、ワインといろいろ並んでいます。
クリスマスマーケットなのでパン屋さんのブースではシュトーレンがメインになっていますが、この揚げパンが気になりますね。学校の給食で食べた懐かしいあのパンです。
こちらの金沢文庫からやって来たベーグルとマフィンの専門店も大人気。開店からほどなく、昼過ぎにはほとんど売り切れてしまいました。
また、ここから50メートルほど離れたTinys Yokohama Hinodechoの会場では、ハード系のパンを扱う店のブースが並び人気を集めていました。
おはじきサッカーの熱戦とライブステージも同時開催
はつこひ市場の隣では「日本おはじきサッカー協会」による、おはじきサッカーの公式戦「横浜国際オープントーナメント」が行われていました。
ご存知ない方が多いと思いますが、おはじきサッカーは指を使ってプレーするリアルなサッカー。その歴史は古く、1929年にイギリスで誕生。母国ではSubbuteo(サブティオ)とよばれ、ヨーロッパでは愛好者も多くワールドカップが開催されるほどだそうです。
15分ハーフで1試合30分間。
選手フィギュアを指で弾いてボールをキック。ワンプレー5秒以内でスピーディーに試合が展開されます。
ゴール前のせめぎ合い。小さなテーブルのピッチの上で、試合が白熱します。
おはじきサッカーの熱戦が続くすぐ脇のかいだん広場では、おなじみの着ぐる懐メロ音楽隊「日ノ出サンデーズ」のステージがスタート。
この日のサンデーズの聴きどころは、クリスマスの名曲が連続するメドレー。バイオリン担当ウサギのエリーさんが「楽譜が風で飛ばされたら、もうおしまい」と言うほど、練りに練られたアレンジのクリスマスメドレーでした。
大岡川の水面にサンタクロースが
はつこひ市場を離れて、黄金町クリスマスパンマルシェが開かれている別会場Tinys Yokohama Hinodechoへ向かおうと大岡川べりに出てみると、水上にサンタクロースの姿が見えますよ。
パドルを手にしたサンタクロースが載っているのは大型SUP(スタンダップパドル)。一般参加者を乗せて大岡川を周遊する20分間の体験クルーズです。
クリスマスマーケット、パンマルシェで買った飲み物やおやつを持ち込んでの水上ピクニック。水面から見る関内の風景は、また違った魅力がありそうですね。