2014年3月8日(土)

【重鎮】関内の文化を築き上げるハート&ソウルで盛り上がる!

ページ数(2/4)
アバター画像 森本 康司

ハート&ソウルは、毎日違うヴォーカルがゲストとして出演し、ファミリーバンドの演奏でステージを行う。そんなシステムだ。

そしてこの日のゲストヴォーカルは、藤川 なお美さん。

細い身体からは信じられない声量で、素敵な歌を聴かせてくれている。

 
アコースティックギターソロ
原さんソロ

しばらくの間、バーボンと音楽を楽しんでいたところ、どうやら今回のステージも終わりになるようだった。

テーブルの上に置かれたお店のパンフレットで確認すると、平日は約40分のステージが6回もあるようだ。しかも金曜日と土曜日にあっては、朝の4時まで営業で、7回ステージがあるという。

 
なんだ、まだまだ楽しめるぞ!
 

今回のステージが終わりになると聞き、少し落胆しそうな気持だったが、そのことを知って安堵のため息がこぼれた。

アコースティックのギターは、お客のリクエストに応え、さっきからビートルズのナンバーをメドレーで演奏。弾き語りをしている。

原オーナー

ステージが終わり、店内の少し照明が明るくなったところで、2杯目のバーボンを口にしていると、先ほどまでギターを弾いていた男性が声をかけてくれる。

どうやらこの人は、このお店のオーナーのようだった。

 
オーナーの原 正行さん
 

せっかくこんなに雰囲気の良いお店だ。気さくにオーナーが話しかけてくれたんだから、少し話を聞かせてもらおう。

聞きたい曲とか合ったら遠慮なくリクエストしてね。リクエストはテーブルの上にあるカードに書いて、スタッフに渡してくれれば良いよ。

 
そんなことを言っても、無数にある洋楽の中から、演奏したことが無い曲が入ったらどうするんだろう…。余計な心配かも知れなかったが、そんなことが脳裏をよぎった。

できる限りリクエストには応じられるようにするからさっ。まぁ、その日のバンドのメンバーによってはできないこともあるけど、ステージの合間に音源聞いてみて考えるから。

そういって、原オーナーが向けた視線の先に目をやると、そこにステージを終えたバンドメンバーが、休憩をしながら譜面を確認し、次のステージの曲順を話し合っているようだった。

バンドメンバー

それにしても凄いな。

仮に知っている曲だったとしても、事前の音合わせは必要ないのだろうか?

弾き慣れた曲ならまだしも、ご無沙汰している曲だったらどうするんだ…。

 
まぁ、そのあたりがプロのミュージャンの凄さなんだろう。

そんなこと思っていると、

聴きたい曲ある?

と、原オーナーが更に問いかけてきた。

 
今日はちょっと特別なんだ…。

お店詳細

目次に戻る