2014年7月16日(水)

“象推し”スイーツとアート~人をつなぐ交流の場「象の鼻テラス」

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アバター画像 田村 里佳

横浜を感じながら一休み。そんな時にぴったりの「象の鼻テラス」。しかし、その実態はただの休憩場所ではなかった!“象推し”メニュー満載のカフェや気軽に楽しめるアート作品展示など、休憩するだけじゃもったいない、素敵すぎる空間がそこにはありました。

関内駅から横浜散策をはじめて15分。うだるような暑さでげんなりし始めたとき、ユニークな象の置物を発見。

象の人形

しかも「ゾウノハナソフトクリーム」なるものを販売しているらしく、建物の名称も「象の鼻テラス」!

看板

「なんだこの“象推し”は?」と不思議に思いつつ、中へ入ってみることに。

「ここは開港150周年の2009年に『象の鼻パーク』の一角に作られたレストハウス(休憩所)です。アートスペースも兼ね備えていて、横浜市が推進する都市ビジョン『文化芸術創造都市クリエイティブシティ・ヨコハマ』の文化観光交流拠点の一つでもあります」と教えてくれたのは、「象の鼻テラス」広報担当の大越晴子さん。

「象の鼻パーク」とは、大さん橋国際客船ターミナルから横にのびる防波堤を含む、約3.3haの公園のこと。「象の鼻」という名称は、このエリアに造られた突堤(波止場)の愛称から来ています。

内観

テラス内に入って、まず気になったのは「象の鼻カフェ」

ロールケーキ

メニューを見てみると、「ゾウノハナソフトクリーム」に加え、「象クッキー」「象スコーン」「象ロールケーキ」…。

想像以上の“象推し”でした。横浜の野菜を使ったサンドイッチや地ビールなども提供しています。

ダントツ一番人気の「ゾウノハナソフトクリーム」は特注の機械で作られており、担当するスタッフによって表情が違うんだとか。

椅子

ソフトクリームを食べながら一息、と椅子に座ろうとしてびっくり。かなり斬新なイラストが描かれていました。実はこれ、アート作品の一つ。2009年のオープン前に実施したワークショップで、木製パネルに絵を描いて、後から椅子の形にくりぬいたそうです。

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