長者町で「開花」を発見!
当初16日と予想されていましたが、2日遅れて18日が開花日となりました。昨年より3日、平年より8日も早い開花です。
この日の横浜の最高気温は18℃。風が少し冷たく感じられますが、陽射しは春らしい暖かさです。大岡川プロムナードの桜並木を見て歩くと、開花日となったものの、まだつぼみの固い木がほとんど。日ノ出橋にほど近い長者町で、ようやく開花している桜に出会えました。
この付近だけはつぼみも色づいて、スタンバイ完了という感じの木が幾本か並んでいます。週後半は気温が20℃前後になると予報されているので、たちまち満開になりそうな雰囲気です。
大岡川沿いの桜並木で1本だけ鮮やかに咲いているのは、吉田町の都橋たもとの横浜緋桜(ヨコハマヒザクラ)。ソメイヨシノよりも濃いピンク色の大きな花は、見応えがありますね。
今年の「大岡川桜まつり」は、新型コロナウイルス感染拡大による健康被害等を考慮して残念ながら中止になってしまいました。ボンボリ点灯がないので夜桜が楽しめないかもしれませんが、年に一度、わずかな期間だけしか見ることができない見事な桜です。見逃したくないですね。
「さくらみらい橋」は工事進行中
こちらは大岡川にかかる新しい「さくら」、人道橋の「さくらみらい橋」です。桜木町駅から新市庁舎へ直接アクセスする歩道として、6月の完成をめざして工事が進められています。右手の新市庁舎の2階へ向かって、弁天橋の上にかけられているのが「さくらみらい橋」です。
左は桜木町駅前広場から、右は地下鉄の出入口1を出て横浜桜木郵便局前から、大岡川を渡って新市庁舎の2階へ直接入ることができます。屋根が付いているので雨の日も安心です。
6月の工事完了まで、郵便局前から関内方面へ渡る人道橋手前の歩道橋が通行止めになっているのでご注意ください。徒歩で関内方面へ行くには、弁天橋へ迂回する必要があります。
弁天橋近くで川岸の桜の木を見ると、このあたりはまだ固いつぼみばかりのようです。こちらの開花までは、もうしばらく時間がかかるかもしれません。
予想によると横浜の桜が満開になるのは24日。見頃のピークは26日頃になりそうです。