始まると同時に驚いたのが、カウンターに座って調理風景を見るのではなく、カウンターの中やキッチンに入って、恩田さんの調理技術を目の前で見れるという事でした。
会場となっているのは、普段恩田さんが腕を振るう本格フレンチレストランです。カウンターの中には、営業に必要なお皿などの食器類が並んでいますし、キッチンに至ってはシェフの城ともいえる聖域。
そこにまでも、大盤振る舞いに入ることが許されています。
お料理教室として、調理の方法を教えてくれるだけでなく、実際に一流シェフの手さばきを間近に見ることができ、それだけでもお得感がたっぷり。
日頃、ご家庭でお料理をされる方も、そうでない方も、手際の良いシェフの手さばきを見ているだけでも、フランス料理のレストランに食事に行った時の会話に困らなさそう。
GOOD!ですよね。
後に、この日一緒に受講していた参加者の方とお話しをした際、恩田さんの料理教室は、調理方法だけではなく、素材についての説明を判りやすく話してくれる点が良いとおっしゃっていました。
この日のメニューの一品に若鶏を使うものがあり、その調理に移りだした時、この日は使わない鶏の部位の説明や、一羽丸ごとの鶏をさばく技術も惜しみなく披露してくれました。
たっぷりと1時間をかけ、二品の調理方法の説明や、使う食材に関する知識を教えてくれた頃、漂ってくるのは美味しいお料理の香。
お腹はマックスに空いてきます。
と、いう事で…。