2018年9月16日(日)

横浜市新市庁舎建設工事、着々と進行中

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昨年夏から建設工事が始まった横浜市の新市庁舎。その後、工事の進捗状況はどうなっているのでしょう。再開発が進む北仲通南地区の工事現場からレポートします。

鉄骨組み上げは約半分まで、ガラス壁面も

新市庁舎の現在の様子

完成すると地上32階、高さ155mになる新市庁舎。2020年6月末の使用開始をめざして工事が進められています。


新市庁舎建設工事がおこなわれている北仲通南地区は、桜木町駅から馬車道方向に大岡川を渡った所。

桜木町駅の南側にある郵便局前の交差点まで行くと、すでに見上げるほどの高さまで鉄骨が組み上げられた工事中の新市庁舎が目の前に見えます。

フロアを数えてみると15~16階分。

鉄骨は、地上32階の新市庁舎のほぼ半分の高さまで組み上がっているようです。下の方の数フロアは、もうガラスの壁面が張り込まれている部分もありますね。

今年の2月末は上の写真のような状況で、鉄骨工事が始まったばかりでした。半年ほどで、組み上げがずいぶん進んだものです。

弁天橋を渡ってすぐ左手、大きなイチョウが立っています。

工事現場の弁天ゲートの真ん前なので、工事の妨げになって切られてしまうのかなと半年前に思いましたが、現在もそのまま残されています。

ぐるっと歩いて、工事現場の北側に周ってみましょう。

少し開いたゲートのすき間から、地上部分の工事の様子を見せていただきました。

どっしりと重厚な鉄骨。

ダイナミックですね。

道路の向こう側の北仲通北地区では、新市庁舎と競うようにタワーマンションの工事も進行中です。こちらは地上58階、高さ199.95mになる予定。2020年4月からの入居予定ですが、1179戸すべて完売ということです。

新市庁舎にアクセスする歩道橋の工事も

新市庁舎の工事に合わせて、新市庁舎に直接アクセスする歩道橋の工事も始まっています。

この歩道橋ができれば、桜木町駅入り口の信号を通らずに駅から新市庁舎へダイレクトにアクセスできるようになります。

歩道橋がこの図のように完成するのだとすると、やはり弁天橋のたもとに立つイチョウの木が心配ですね。

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保科政美

好物は麺類酒類全般。あまのじゃくなB型。大桟橋まで走って2時間、横浜奥地在住。いろいろな言語が聞こえてくる昼下がりの大通り公園で行き交う人を眺めているとロサンゼルスにいるような気がしてきます。

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