真夏日となった8月最初の週末。関内では、「厳島神社関内まつり」が催され、多くの人で賑わった。
小紙も微力ながら協賛させていただいた、この関内まつり。地元の「関内街づくり振興会」が中心となり準備が進められ、天候にも恵まれ開催の運びとなる。
関内の中心的施設でもある「関内ホール」の正面に、和太鼓の音が響き渡った14時30分。次第に人が集まり始めて、神輿が馬車道の道路上に運ばれてくる。
最初に厳島神社の宮司によって祈りが捧げられ、いよいよ神輿が関内の街へと動きだした。
掛け声に合わせて、上下にゆさゆさと揺れながら、馬車道を進みだした御神輿。法被姿の男女が汗だくになりながら、関内の街中を練る歩いて行った。
担ぎ手は、地元関内の飲食店や、各町内会の関係者の人たち。若い男衆だけでなく、若い女性や子供たち、そして年配の人まで神輿を担ぎ、関内の街を盛り上げていた。
そして御神輿は関内大通りを渡り、桜通りから尾上町のセルテを通り、関内ホールへと戻っていった。
地元関内の街の名前が付いた冠まつりということもあって、神輿が練り歩く沿道には、カメラを持った地元の人や、観光客で賑わい、街中がまつり一色といったムードだった。
この祭りの盛り上がりの陰には、「愛嬌酒場えにし」の女将の尽力があった。まつりの開催前に、近隣の飲食店にポスターを配布し掲示してもらったり、またFacebookで毎日告知したり、女将の熱心な活動が、まつりの盛り上がりにつながっていた。