2021年4月7日(水)

花いっぱい! 動きだした春の関内

アバター画像 保科政美

3月下旬からポカポカ陽気が続き、最高気温が20度に達する日も。おでかけ日和の4月初めの週末、イベントも開かれてにぎわいを見せる関内の公園、ストリートや商店街から、春とともに動きだした街のようすをお届けします。

赤レンガ倉庫前にあふれる春の花が! ガーデンネックレス開催

春の関内

暖かい陽射しが降りそそぐ新港中央広場。

春の花々が盛り沢山にアレンジされた花壇では、大勢の人がスマホやカメラのレンズを向けていますね。

昨年は中止になってしまったガーデンネックレス横浜ですが、今年は予定通り開かれています。

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赤レンガ倉庫前の新港地区に広がる、ナチュラルな芝生のガーデン。

チューリップやマーガレットなど色とりどりの花たちが、文字通り咲きみだれています。

桜木町駅から歩いて新港へ来ると、汽車道のサクラ並木も楽しめますよ。

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桜木町駅前には、ヨコハマ・エア・キャビンの乗り場が。

桜木町駅とヨコハマワールドポーターズ前をつなぐ都市型ロープウェイが、4月22日の開業します。

全長約630m、乗車時間約5分。運賃は、おとな片道1000円、こども500円です。

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ガーデンネックレスの春の花々は、ハマスタ前の横浜公園と日本大通りでも楽しめます。

横浜公園では、18区の横浜市民が球根を植えた12万本のチューリップが花壇一面に広がっています。

例年より暖かいこの春、チューリップは本当にみごとな咲きっぷりですね。

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日本大通りは、長さ400mの花回廊に変身。

約3万球32種のチューリップを中心に、パステルカラーの花が日本大通りの歩道を彩っています。

横浜公園や新港中央広場のほか、山下公園などのガーデンネックレス会場では、5月からはバラやユリが咲き続けてる予定です。

大岡川のさくらは4月に入ってもまだ見頃

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今年の横浜のさくらの開花は3月17日。

全国的に異例の早さだったようですが、横浜では観測史上2番目に早い開花でした。10日後の27日に満開。その翌日に強い雨が降ったこともあってかなり散ったようですが、1週間後にはご覧の状況です。

葉も少し出始めたようですが、まだ花に強さを感じられます。

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満開の時のような華やかさはありませんが、大岡川沿いのさくらのプロムナードはほのかなピンクに包まれています。

一昨年までの「桜まつり」がなくなり、以前のような屋台の出店や夜のぼんぼり点灯はありませんが、さくらの下の散策を楽しむ人の姿は日中も夕暮れ時も数多く見られました。

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青空を映した黄金町の明るい川面から見るさくら並木は、まだまだ見応えたっぷり。

川を行き交うクルーズ船も盛況です。

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川岸の歩道を野毛方面へ下って都橋まで来ると、迫力のウォールペイントが目に飛び込んできます。

以前は「吉田町名店街」と文字だけが描かれていたビル壁面に、昨年の夏前にペイントが施されました。

今年の夏こそ、このウォールペイントを眺めながらストリートビアホールで飲めるといいですね。

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大岡川を離れて、ここは関内桜通り。こちらは満開のアーチになっています。ソメイヨシノが散り始めて咲く八重桜です。

関内桜通りと弁天通りでは4月18日(日)に「関内フード&ハイカラフェス」が予定されています。

関内の名店の料理をストリートの出店で気楽に楽しめるイベントです。

商店街に春のにぎわい、ストリートピアノも再開

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元町ショッピングストリートの春のチャーミングセール、当初は2月に予定されていましたが、延期されて3月27日(土)から4月4日(日)の開催になりました。

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ポカポカ陽気で買物日和のこの週末、歩行者天国はご覧のようなにぎわいです。

おしゃれな元町のショーウインドウは、見ているだけでなんだかうれしくなりますよね。

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地下鉄関内駅のマリナード地下街では、聴こえるだけでうれしくなるピアノの音が響いています。ストリートピアノの再開です。

1月から3か月にわたり利用停止になっていましたが、4月1日からようやく演奏できるようになりました。

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保科政美

好物は麺類酒類全般。あまのじゃくなB型。大桟橋まで走って2時間、横浜奥地在住。いろいろな言語が聞こえてくる昼下がりの大通り公園で行き交う人を眺めているとロサンゼルスにいるような気がしてきます。

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