桜の花が咲き乱れ、すっかり春だと思っていたら、冬に逆戻りしたような天気。
春の天気は男心のように気分屋で、何を食べていいのか分からなくさせてくれる。
年度末から年度初めへと何かと誘いも多く、自らの好みで…、自らの気分で街に繰り出せない日が続いた鬱蒼とした期間を終えた喜びで、まだ完全に日が暮れていない時間から放浪を始める。
何にするか…。
自分の欲求だけに神経を集中して選ぶ。
その幸福なまでに贅沢なタイミングには、非日常を感じる空間でゆっくりと過ごすことが必要となる。それはまるで、何かをリセットするかのように、定期的に押してやらなくてはならないスイッチの役割。
非日常というお題に、ゆっくりと目を閉じ頭のデータベースをひっくり返して行ってやると、いとも簡単に足を向けなければならないお店が思い浮かんでくる。
JR関内駅の北口から鎌倉街道を渡り、イセザキ・モールの入口を横切った先に広がる吉田町エリア。そこに海外の海沿いの店を彷彿させリゾート気分に浸らせてくれるお店がある。
POZ DINING(ポズダイニング)
その外観はまるでビーチに佇む洒落たテラス。太陽の日差しを浴びて海水浴を楽しんでいる最中に、冷えたビールで喉を潤したくなる装い。
そして一歩店の中に足を踏み入れれば、水着のまま冷えたボトルビールをオーダーしたくなるようなカウンター。そこにも流木のオブジェが、目を閉じただけで砂浜で響く波を音を奏でてくれる。
高い天井の店内の壁は、真っ白なタイルが目を休めてくれ、いつまでもこの空間でリゾート気分を味わっていたいと感じさせてくれる。
そして徹底的にこだわる空間づくりは、その白タイルの壁にも海を感じるオブジェや、貝をモチーフにした照明。
完璧すぎる程の非日常を演出してくれるお店で、今夜はのんびりと、そしてゆっくりと疲れた脳を癒していこう。
オシャレな空間には、まず生ハム。
ビールにも赤ワインにも最高の相性を見せるその存在が、お洒落空間と競い合うかのように、更なるリゾート気分を演出する。
そして生ハムを一口含み、その柔らかい舌触りにうっとりと目を閉じれば、天気の良い夏の午後に
もっと贅沢に至福な非日常をビジュアル化したいと思えば、このPOZ DININGというお店が、最高すぎるほどのこだわりを見せてくれる空間を使う。