何と言う大きさ。何という重量感。そして、お得感もふんだんに散りばめられている一品だ…。
両手でしっかりとつかみ、口のサイズに合わせ少しギュッとしてやると、肉汁がたっぷりと出てきて、その味をパンに移していくかのような絵が容易く脳裏に描かれる。
そ、それをこの子がいけるのか?
モグモグ隊:
いやいや、女子ですから。^^
可愛く美しくいただきますよ。
こうやってフォークでお肉をパクッと食べて、それでちょっとパンをかじって…。
モグモグ隊:
すこ~し小さくなったら…。
やっぱりガブリですね♪
ほぉお…。
いくらデートでは無いとは言え、年頃の女子が大きなお口を開けてガブリとはやらず、お上品に美しく食べる術を知っているものだ。
それだけだと肉汁たっぷりの旨い肉と野菜のハーモニーを優しく包み込むパンの重奏のメロディーを感じられないだろうと思いきや、最後にはその味をちゃんと味わえるようにそっとかぶりつく。
合格だ!
絵的にも美しく、そしてその味がちゃんと正しく伝わってくる所作。それでこそモグモグ隊と呼ぶにふさわしいというもの。
…
…
はて?
次の一品は何だろうか?
パンの器にポタージュスープ…。
そうかそうか。
〆に温かいスープで、今宵の満足さを噛みしめる時間を…。というやつだな。
な、何と!
それだけではないのか?ポタージュスープが入れられたパンの器の上を蓋をするようにとろけたチーズをかけていく…。