508人が横浜公園に大集合!!
快晴に恵まれたイベント当日の横浜公園。日本大通りのイチョウ並木も色づき始めようかという11月半ばですが、当日は朝から汗ばむほどの暖かさです。
横浜市緑の協会が開く「チューリップ球根植え付け」に、市内各区から508人が集まりました。
参加者は横浜公園の芝生広場に集合。開会式が終わると、用意されたスコップを手に各区ごとに区分けされた担当の花壇に入り、植え付け作業に取りかかります。
植え付けるチューリップは全69品種。その数は約7万球。
白赤縞のマリーレン、桃白のダイナスティ、桃色のダブルアローサ、桃黄色のトンプーシュなど、いろいろな品種があるものですね。
花壇に張り巡らされた仕切りの棒をガイドにして、参加者のみなさんは列をそろえて均等に穴を掘って球根を植え込んでいきます。地域の仲間や家族といっしょに花壇に入って土をいじるのも楽しそうです。
植え込まれた球根が花を咲かせるまで約5か月。来春のチューリップもみごとに咲き乱れることでしょう。
こんにゃく芋のイベントも同時開催
横浜公園の日本庭園前の一角に、こんにゃく芋の花壇があるのをご存知でしょうか。
チューリップの球根植え付けが行なわれた当日、こんにゃく芋掘り体験、こんにゃく作り見学のイベントも開かれて、6月に植え付けた約300個のこんにゃく芋が収穫されました。
こんにゃく作りを披露してくれたのは、高原野菜の産地として知られる群馬県昭和村のみなさん。
ミキサーにかけてドロドロにつぶした芋に貝殻カルシウムをまぜて煮込み、こんにゃくを作ります。
「もう少し冷ました方がいいんだけどね」という出来たてを試食させていただくと、プリンとした食感にトロンと芋っぽい感じが残る風味豊かなこんにゃくでした。