2014年4月28日

【魚天】舟小屋気分の「わんだ」で伊豆の海をフルに堪能する幸福

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森本 康司 森本 康司

裏馬車に突如として現れる伊豆の海。そこにある舟小屋で、鋭い目をした職人が腕を振るう。こだわりの仕事、徹底的にこだわる伊豆の魚と食材で、疲れた身体を癒し、そして明日への鋭気を養える時間をくれた。強面だが優しく笑うその職人の心配りが女性にも好。

帰る前に疲れを癒しにどこかに寄りたいな…。

 
せっかくの週の仕事終わりの日だった。

まっすぐ家に帰ってダラダラと過ごす前に、一週間の疲れた体を癒し、翌日のために鋭気を養って帰りたかった。

 

そんなことを考えているところに、タイミングよく携帯電話にアイツから着信が入る。

食事でもして帰らない?
 

アイツも仕事が終わり、何処かに寄ってから帰りたい気分だったようだ。

※アイツとは、パクパク隊のこと。関内新聞のグルメネタに登場し、マニアックな読者の間で話題になっている、食べることが仕事のボランティアスタッフ。読者に美味しさの感動を伝えるため、関内新聞には居なくてはならない存在になりつつある。

いや、ちがう。
休み前の夜は、決まって美味いもんを食べて帰りたくなる性分を読まれていたのだろう。

 
まぁ、いい。
 

すぐに会社を出れると言っているし、どこかで待ち合わせて今宵の立ち寄り先を物色して帰ろう。
そう言って、アイツと馬車道の関内ホール前で待ち合わせることにして、電話を切った。

 
ほどなくしてアイツが約束の場所に現れると、あてもなく今夜の美味い物を探し始める。

美味い物はあちこちにある。が、あてもなく彷徨う時は、足が勝手に慣れた道を選んでしまう。疲れと空腹が同時にきている時は、脳に足を直接動かしてもらう方が良い。そうしないと、空っぽの胃袋が暴走して選ぶと、疲れが癒されないことがある。

気が付いてみると、馬車道から薬局の角を曲がり裏馬車方面に体が向かっていた。

この方向は確か、アイツをデートっぽい感覚にしてやろうと連れて行ったプラネットBar星蔵がある方向だ。

裏馬車には、美味そうな店がたくさんある。

プラネットBar星蔵青空タンメンなど、立て続けに当たりクジを引いたこの裏馬車に、今夜の脳は足を動かしているのだろう。

外観①

すっかり春らしくなり、爽やかな夜風が疲れた身体の火照りを冷ましてくれる。

良い季節になった…。

そうアイツに呟き、関内の夜の空を見上げて歩いていたところ、気になる看板が目に飛び込む。

外観②

こんなお店あったか?

目についたその看板は、どうやら星を見に来たプラネットBar星蔵がある建物。前にデートっぽいことをしにやって来た時には気が付かなかった。

通路の先に、今宵を癒してくれる美味いもんを直感的に感じる。

 
お魚ダイニング わんだ
外観③

建物の外の気になった看板は2階についているようだったが、入口は1階にある。

通りにも大きな看板もあり、かなり目立つような気もしたが、前は何で気が付かなかったんだろうか。

 
今日は、ココで当たりだ。
 

珍しくアイツとタイミングが合った今宵に、そんな天性の勘に導かれた癒しの立ち寄り先。直接足を動かしていた脳が、その支配権を胃袋へ委譲した瞬間、一目散に扉を開けて中へと入る。

外観④

1階に店舗があると思いきや、扉を開けるとそこは階段。
踊り場に何やら流木のようなオブジェが飾られ、この店の専用階段になっているようだった。

お店詳細

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