エレクトリカル・ファイヤーショーが終わると、三浦投手らを先頭にグラウンドを声援に応えながら一周した。
中畑監督は、最後尾からスタンドのファンに応えながら歩く。選手達より幾分ゆっくりと歩き、一人一人のファンに応えるかのように歩いていたのが印象的だった。
2014年シーズンの本拠地横浜スタジアムでの成績は、32勝34敗1分。チーム成績がふるわない中、主催試合の観客動員数は1,564,528人と昨年の1,425,728人から1割近くも向上。
残念ながらこの日の来場者数は24,446人と、大入りには届かなかったものの、地元横浜の愛される球団としての存在になっているようにも感じられた。
小紙は今シーズンの中盤から、正式にベイスターズの取材ができるようになった。
地元関内のニュースサイトとしてスタートしたばかりの小さなウェブサイトにも、メディアとしての扱いをしてくれた球団関係者の寛大な対応に感謝するとともに、今シーズンの観客動員数が球団史上最高の数字となったことについて、監督選手達以上に球団関係者が尽力した賜物だと称賛を送りたい。
その上で…。
大苦戦から始まった今シーズンと違い、シーズン後半の好調をそのままに、来シーズンこそは開幕から勝ち星を先行させて欲しいと願う。