海岸通りの並木はまばゆい黄色に
11月25日(日)、晴天に恵まれた横浜。この日の最高気温は15度。ハマスタから関東学生アメリカンフットボールリーグ戦の歓声が聞こえてくる横浜公園を通り抜けて山下公園通りへ向かいます。
紅葉は8割ほど進んでいるでしょうか。真昼の太陽の光を浴びてイチョウ並木が黄金色に輝いていますね。
澄み切った青空とのコントラストで紅葉したイチョウが映えています。午後になり少し陽が傾いた時間には、赤みを増した光線でさらに色濃く見えることでしょう。
マリンタワーを過ぎて横浜人形の家まで来ると、このあたりだけ枯れて葉が落ちてしまった木が数本あるようです。
いっぽう日本大通りイチョウは…
日本大通りへ来てみると、イチョウ並木のようすが少し違いますね。横浜公園に近い日本銀行あたりでは、葉が枯れてしまった木が目に入ります。
新聞やテレビの報道で伝えられていましたが、10月に日本列島に大きな被害をもたらした台風24号が激しい暴風で海水を巻き上げたため、各地で農作物など植物の「塩害」が確認されました。関内のイチョウ並木もその影響を受けてしまったようです。横浜市道路局も「台風の塩害の可能性が高い」との見解を発表しています。
大通りの真ん中、裁判所のあたりはきれいに紅葉している木が少し多くなりますね。日曜日の日本大通りでは、エコカー試乗会のイベントが開かれていました。
郵便局の前まで来ると、ここにも枯れている木があります。通りをはさんだ県庁側の並木は紅葉が進んでいるので、比べると木の葉の色の違いがよく分かります。
また、10月の台風はかなりたくさんの銀杏を落してしまいました。そのため、紅葉のこの時期に歩道に落ちている銀杏が例年よりも少ないので、そのぶん嫌なニオイがする場所も少なくなっているようです。
来年は葉を枯らさずに、美しい紅葉を見せてくれるといいですね。
夜のイチョウ並木も見逃さないで
クリスマスシーズンに入り関内エリアのあちこちでクリスマスのイルミネーションを見ることができますが、イチョウ並木で見るイルミネーションはまた別格。
イルミネーションの光を浴びて、イチョウ並木がまるでライトアップされたようにひときわ艶やかに見えますね。喧噪の街を少し離れて、静かな夜のイチョウ並木を歩いてみてはいかがですか。