北雪梅酒
お腹にも満足感がではじめ、そして酔いも程々に回り始めたこのタイミングで、美香さんが最後に差し出してくれたのが、北雪自慢の梅酒。
焼酎でもなくリキュールでもなく、日本酒で作られた梅酒は、ベタベタ感を一切感じない梅酒。
それに、梅の風味が豊か
男性人にはちょっとした口直し。女性陣には食後のデザート酒とでも言った感じか…。このタイミングで、このうまい梅酒を持ってくる美香さん。
誰しもがこの女性を日本酒の魔術師
舞い降りた日本酒の天使
そう感じたはずだった。
その天使が関内で開催された日本酒の会に出品してくれたのは全部で10本。実に一斗(一升瓶10本)にも及ぶ北雪酒造自慢のラインナップ。
もう誰しもが満足したに違いない。そういう関内新聞も、日本酒の会が終わるころには、美香さんの魅力…、いや北雪酒造の日本酒の魅力に憑りつかれ、そして酔いもかなり回りいい感じになっていた。
日本の伝統である日本酒。日本に生まれ、日本人として育ち。そして、この異国情緒漂う横浜関内をこよなく愛する日本人として、関内のこの地でこれほどまでの日本酒が一度に味わえる日本酒の会。この日は新潟は佐渡島から北雪酒造の大西 美香さんが一斗もの酒を持ち、その良さ素晴らしさを伝えてくれたが、この日本酒の会は月に一度開催されているとのこと。
今や、日本酒文化は日本人だけのものではない。北雪酒造がダブルネームで『NOBU』で提供し、ハリウッドスターを始め、欧米人にも好まれるようになったJapanese SAKE。
その良さを私たちは本当に語れるのだろうか?
世界中で親しまれ、愛されるようになった日本の誇り。その日本酒の奥深さを、いろいろと感じさせてくれる素晴らしい会だったと、取材を通じて関内新聞は痛感しました。そして、その感動は取材をしていた関内新聞だけではなく、会に参加していた全ての人に共通の感情。
そうであったことは、美香さんを囲んで撮ったこの集合写真の笑顔を見れば一発でわかるであろう。
関内の居酒屋 文次郎を会場にして、月に一度開催される日本酒の会。美味しいお酒を頭から理解して味わえるうえ、会費がたったの3,500円でアテまで味わうことができる。
こんな素晴らしい日本酒の会が関内で開催されていることに驚きを感じる取材となった。次回以降の日本酒の会には取材ではなく、一人の日本酒愛好家として参加してみたいものだ。