この第3応接室の中で、一際目を引いたのが、こちらの絵画。いつの時代が描かれているのか、また作者も不詳とのことですが、かなり古い時代の横浜港が描かれています。
その当時から、この場所に行政の中心があったことが絵からも分かりました。
更に旧知事公舎で使われていたとみられる食器の展示があり、古くから横浜が国際都市して、異国人の来賓が多かったことを容易に想像させてくれました。
知事室
そしていよいよ神奈川県の行政のトップである、知事が使用する部屋の見学です。
県庁の一般公開の日にもデスクで仕事をしているかと思いきや、そこには本人がにこやかな表情でこちらに向かって手を振っている姿のパネルで出迎えてくれました。
さすがはメディア出身の黒岩 祐治 知事ならではのサービスです。
知事室には知事が執務を行うデスクの他に、6名掛けの応接セットがありました。
また国旗や神奈川県の旗が部屋に掲揚されていて、いかにも知事室らしい趣があり、緊張した空気感が漂っていたような気がしました。
知事のパネルの横に飾られている「いのち」という書は、黒岩知事本人が書いた書だそうです。
神奈川県の行政のトップの職を「いのち」懸けで…、という意味が込められているのでしょうか。
大会議室
通常の一般公開の時には、この部屋も実際に中に入り見学ができるそうですが、この日はなぜか4階から見るようにとの案内。
そこで会議室を見下ろす傍聴席のある4階から中の様子を見学しました。