2017年3月24日

横浜三塔で、ハマの歴史に思いを馳せる―3月10日は「三塔の日」

岸野 ちほ 岸野 ちほ

神奈川県庁はキング、横浜税関はクイーン、開港記念会館はジャックと呼ばれ親しまれている横浜三塔。3月10日は語呂合わせで「三塔の日」。横浜三塔、行くならやっぱ三塔の日!ということで、イベントが開催されたジャックとクイーンへ行ってまいりました!

横浜のキングクイーンジャックといえば、関内にある神奈川県庁、横浜税関、横浜市開港記念会館のこと。

そしてこれら三つの塔「横浜三塔」では、3(サン)月10(トー)日を「三塔の日」として、毎年3月10日近辺の日曜日にイベントが開催されています。いずれも横浜を代表する歴史的建造物にもかかわらず、語呂合わせで記念日が制定されているというあたりに大変親しみを感じます!

2007年からスタートしたこのイベント、今年は開港記念会館が100周年ということで拡大版!3月11日、12日の土日2日間にわたって開催されました。

開港記念会館前の案内板にも大正6年(1917年)の7月1日に開館したことが記されています。開館記念日当日の7月1日には、記念式典も催されるそうですよ。

ジャックの塔といえば、2階にあるステンドグラスが素敵ですよね♪

開港当時の交通の様子を表現していて、左は「呉越同舟」右は「箱根越え」と呼ばれています。中央の「鳳凰」には、明治42年(1909年)横浜開港50周年時に制定された横浜の市章「ハマ菱」がデザインされていることはご存じでしたか?

また、この日は三塔をイメージしたオリジナル家具の展示も行われていました。

ジャックをイメージしたのはこちらのロッキングチェア。

ここに座れば、ゆらゆらと心地よい揺れに身を委ねながら、ちょうど目の前にあるステンドグラスを楽しめるようになっていました。ロッキングチェアに座って開港の時代にタイムスリップ…という名のうたた寝なんてできたら気持ちよさそうですが、人気展示物で多くの方が入れかわり立ちかわり。その夢はかないませんでした。無念。

館内にはほかにもさまざまな展示物が。創設当時の話から、2008年に行われたステンドグラスの修復事業まで、開港記念会館の歴史のあれこれを学べるパネルもズラリ。

もちろん「横浜三塔」の解説もありましたよ!

キングクイーンジャックの三塔を一望できるスポット3ヶ所をすべて巡ると願いが叶うらしい…と言われる「横浜三塔物語」も知る人ぞ知る言い伝え。「第二次世界大戦中も戦禍を免れたためか、縁起の良い、ラッキーな建物」という点が由縁らしいです。なるほど。

ちなみにその3か所というのは、
(1)赤レンガパーク岸壁
(2)横浜大さん橋くじらの背中
(3)神奈川県庁分庁舎前
です。

…というのも案内がされていました。開港記念会館、親切です!

小紙でもかつて、そのうちの1か所である大さん橋ついて紹介していますので、こちらの記事もぜひお読みくださいませ。

さて、続いて訪れたのはクイーンこと横浜税関。

横浜税関にとって3月12日(日)は特別な日でもありました。なぜなら、資料展示室のリニューアルオープンの日だったからです!

プレスが訪れたりコンサートが行われたりと、中はすっかりお祭りムード。

13年ぶりにリニューアルされたという1階の資料展示室では、税関庁舎の歴史や建物のデザインについての解説、税関が担っている役割についての展示がたっぷり。

さらにこの日は庁舎見学会も行われていて、普段は見ることのできない庁舎内の部屋を見て回ることができました。こちらの旧税関長室はGHQでも使用され、マッカーサー元帥も執務したと言われています。

旧応接室や旧特別会議室も公開され、その歴史を肌で感じることができました。

そして横浜税関に訪れたらぜひ立ち寄りたいのが7階ロビーです。

海はもう目の前。ベイブリッジや大さん橋、みなとみらい、赤レンガ倉庫を一望することができます。

クイーンの塔のシンボルとも言えるドーム型の屋根も、こんなに間近で見ることができちゃいます。

そして最後にキングのご紹介…

といきたいところなのですが、神奈川県庁本庁は改修工事中のため庁舎公開は行われていませんでした。逆光の外観だけお楽しみください…。

先にもご紹介しました通り、今年は開港記念会館100周年のアニバーサリーイヤー!関内、もとい、横浜のシンボルのひとつである横浜三塔で、ハマの歴史に思いを馳せてみる…そんな春のおでかけはいかがでしょうか?

この記事の著者

岸野 ちほ

岸野 ちほ副編集長

九州生まれ九州育ち。学生時代を横浜で過ごし、横浜を第二の故郷と呼んでいる。ハマスタでアルバイトをしていたことがきっかけでベイスターズファンに。ファン歴は10年。

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