タンデムのバイク種目同様、ランでもガイドと呼吸を合わせて走る選手の姿があった。
選手はガイドと互いの腕を紐で結び、コースを一歩一歩走っていた。
全長25.75kmのスプリントディスタンスのコースを泳ぎ、漕ぎ、走った選手たちが続々とゴールに入ってくる。
雄叫びを上げながら観客とタッチしながらゴールに入ってくる選手もいれば、もくもくと一歩一歩を踏みしめゴールに入ってくる選手もいる。
ゴール前に準備されたメディア台でカメラを構え、その選手達の姿をファインダーを覗き見つめていた眼差しの先に、多くの選手達の雄姿をとらえることができ、パラトライアスロンの競技は全行程を終わっていった。
エイジグループ
パラトライアスロンと男女エリートの部が終わった大会2日目の18日(日)には、エイジグループとリレーの競技が開催された。
エイジグループには、一般のトライアスリートが参加して争われる。JTU(公益社団法人日本トライアスロン連合)では、今年度より国際トライアスロン連合(ITU)のエイジグループ規定に準じ、年齢別の表彰システムを採用し、JTUエイジグループポイントランキングでトライアスリートへポイントを付与。