海から上がり日焼けした肌についた砂を、しっかりとシャワーで流した後にディナーを楽しむ。そんな妄想と想像力を掻き立ててくれるのが、このロフトスペース。
カップルや少人数の友達グループで、更なる非日常を満喫する最高の空間を演出している。
その妄想をより具体化するには、そこに次の食べ物を運ぶ。
新鮮な魚のカルパッチョ。
ちょっと冷やした白ワインが入るグラスを傾け、その日いちにちを復習するかのように、ゆっくりと会話を楽しむ。そんな空想をさせてくれるのも、この店の雰囲気がなせる技なのだろう。
ふふっ…。
久しぶりに街に繰り出し、非日常をテーマに足を運んだお店で、すっかりと気分だけで美女と海外リゾートに旅行しているように感じてしまったようだ。
また悪いクセが出てしまったと反省しかかったが、よく店内を見渡して改めて目を閉じれば、この素敵な空間に身を任せて旨い料理と至福の時間が流れれば、誰だって淡い空想を浮かべて見たくなるってもんだ。
ふぅ~。
改めて見つけちまうもんだな。
本当はもっとゆっくりして行きたいとところだが、このままこの素敵な空間で、至福の妄想を繰り返してしまってばかりいては、現実復帰が難しくなってしまう。
もう少し空いた腹と、グラスに残った赤ワインのために、もう一品「大根のアラビアータ」をいただく。
ホクホクと柔らかい大根にアラビアータのソースがしっかりと存在感を主張する。はしゃぎ過ぎた海で冷やしてしまった胃袋に、優しく暖かさを運んでくれる、そんな嬉しい一品だ。
しっかり終わりにしたつもりだったが、この空間は素晴らしく非日常を最後まで満喫させてくれるな。
もう空想に妄想は重ねないつもりだったが、ついついビーチで過ごすバカンスを思い浮かべさせてくれた。
さぁて、日常に戻るか…。
本当は、もっと空想を…、いや、この徹底にまでこだわったリゾート空間を思い浮かべてくれるお店で、ゆっくりとした時間と夜を過ごしていたいのだが、これ以上いては怪しい客と思われかねない…。
隣のグループ客が頼んでた、イタリアカラーの素敵な鍋にも興味があったが、残念にも一人で足を運んでしまったから、次のタイミングでカラフルなお鍋を楽しませてもらおう。
きっとそれも直ぐに叶う…、だろうさ。
何と言っても、これほどまでにリゾートを感じさせてくれる最高のお店。
これからの季節、また足を運んできたくなる日も増えるだろうさ。明るいうちからビールを飲むっていう時にも、頭のデータベースは、またこのお店を導き出すはずだな。
何と言っても、この景色だ…。
関内駅から歩いて直ぐで、完璧なリゾートを楽しませてくれるんだ。直ぐにまた来ることになりそうだな。日常の疲れを癒すとき、非日常という意識で何かのリセットをしに来る時があるに違いない。
ショップデータ
- POZ DINING(ポズダイニング)
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- 横浜市中区吉田町4-4
- TEL:045-252-0033
- 営業時間:17:00~3:00
- 定休日:無し