そんな些細なこだわりの組み合わせも、美しい所作で叶えてくれる。
パクパク隊:
カプレーゼと赤ワインの組み合わせって、互いが互いの主張をソフトに折り合わせ、いつまでも手を繋いでいるような組み合わせよね。
ほうぅ・・・
暖かいムードの店に饒舌になっているようだ。あれほどまでに妄想癖を直せと口にしてたのに、カプレーゼと赤ワインを仲の良い老夫婦のような組み合わせだと例えるとは…
その絶妙なカップリングに酔っているようだな。
そろそろ本腰を入れて食いに入るタイミング。その阿吽の呼吸とも呼べるタイミングで、見た目にも嬉しいアヒージョを持ってくるオーダー。
Good job.だ。
シーズン3(スリー)に入ろうとする妄想…、いや食べ歩き物語の貴重なキャラクターとして培った能力は伊達ではない。
ガーリックがしっかり主張する食欲をそそる香りに天使の海老。熱々のアヒージョならではの心温まる味わい。
天使の海老は頭からガブリと頬張れるし、バケットをオイルに浸して風味を追加する。
そして照りがキラキラと美しい想い出のスペアリブは、ナイフがスッと入る柔らかさ。
幾度となく驚かされた思い出も蘇り、ほっこりと喜びの表情が自然に漏れる。
な、なんだと…
見た目にはスタンダードなスペアリブに感じるも、一口頬張るとこの店の極みのような特長が際立つ。
なんだろう…
パクパク隊:
これは柑橘系の果物の風味じゃない?程よい甘さの奥に、何か爽やかな風味が隠れてるわね。
やるじゃないか…
流れるように手が動かされ、次から次へと頬張ることが止まらないオーダー。定番なスタイルの中に、しっかりとエッジをきかせているこの店のこだわり。
うん!
やっぱり見つけてしまうんだな。
飲んで良し、食べて良し。色々なシーンをも叶えてくれる強い味方。
欲張りなニーズでも、この店の存在を知っていれば乗り越えていける。
最高の…
パクパク隊:
ま、まだ終わりじゃないわよ!
ホント貴方って女心が分かってないというか、見る目が無いっていうか…。
パクパク隊:
デザートよ、デザート。食後の女子には、スイーーツが必要なの!
それもね、このソフトクリーム、普通とはちょっと違うのよ。
美味しすぎるって話題になっているソフトクリーム!!
パクパク隊:
まさか、関内で食べられるとは思ってなかったワ。
生クリームがたっぷり入って濃厚なソフトクリーム。
そ、そんなに
珍しいソフトクリームなのか…
それほどまでに珍しいソフトクリームを食べてパクパク隊が言う次の台詞とは?