ついに登場してまいりました!
おでん屋さんでこんな一皿、見たことありますか??
白レバーのパテ、いぶりがっことクリームチーズ、あん肝、三浦大根の生ハム巻きです。
上からかかっているのはバルサミコ酢。
実は河内さん、フレンチのご経験もおありとのこと。
お酒に合うものをと、こんなメニューも用意されているのだそう!
「お酒はね、こんな風に楽しんでみるのもいいんですよ」
と、河内さんがワイングラスに注いでくださったのは日本酒です。
それでは日本酒をワイングラスでまず一口。
「空気に触れるとね、角が取れて飲みやすくなりますよ」。
へえ!と、言われるがまま、グラスを回し空気に触れさせてもう一口。
ほんとだ!口当たりが、なんだかまろやかに!
「日本酒初心者やニガテな人にも、これなら楽しんでもらえるでしょ」。
一品一品を一番いい方法で味わうためにはどうすればいいか、それを考えていらっしゃるのですね…!
そのことをさらに感じさせてくれたのがこちらの一皿。
なんと、おでんの大根とフォアグラによる奇跡のコラボです!!
どこのレストランですか、ここは!
個人的に、超ヒットです。
お出汁とフォアグラの濃厚さとバルサミコ酢のハーモニーってこんなにすばらしいのですね。
そしてワイングラスに注いだ、冷えた日本酒と合わないはずがないっ!
感激です。幸せです。
そしてたたみかけるように最後の大物登場!
まっ、まぶしいっ!!
鮭といくらの土鍋ごはんです。
これに最高の贅沢をすると、こうなります。
さきほどのウニをご飯に乗せていっしょにパクッと…。
もう、なにも言うまい。至福とはこのことです。
おでん屋さんのカウンターで、結果こんなにグルメな女子会が楽しめてしまいました。
おでん屋さんにいるような、フレンチレストランにいるような、不思議な時間。
いったい、どうしてこんなスタイルに?と河内さんに尋ねてみると、
「自分のスタイルを貫いて、自分にしかできないお店を作りたいんですよ」
と、力強く、そして笑顔で答えてくださいました。
すべてがとにかく丁寧で、河内さんの職人魂があらゆる部分から伝わってくるお料理ばかり。
「文次郎」は「おでん屋さん」にはまったくおさまらず、どこまでも知らない世界へ連れて行ってくれるお店でした。
…それにしても、関内を愛する編集長の引き出しはほんと頼りになります。
ショップデータ
- 地酒や 文次郎
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- 横浜市中区尾上町3-40
第二柳下ビル1階 - TEL:045-633-3807
- WEB:www.bunjiro.biz
- 営業時間:
【月~金】ランチ 11:45~13:30/ディナー 17:00~25:00
【土・祝】17:00~23:00 - 定休日:日曜
- 横浜市中区尾上町3-40