全18区の商店街をつなぐシリーズ戦が開幕
ラケット替わりのスリッパでピンポン球を打ち合うスリッパ卓球。
横浜で桜の開花宣言が発表された直後の3月23日(土)、長者橋たもとの大岡川右岸の道路で「全はまスリッパ卓球選手権大会2019」の緒戦となる大会が開かれました。
朝から降っていた小雨がようやくあがった12時に試合開始。参加した33人の選手はABCDの4ブロックに分かれ、会場に設置された3つの卓球台でトーナメント戦を戦います。
試合で使うスリッパは、会場に用意された物のなかから自由に選ぶスタイル。底の材質と感触が、スリッパ選びのポイントになるようです。
曇り空で少し肌寒く感じる日でしたが、陽気なMCと笑い声があふれる会場は温かくアットホームな雰囲気。思わず笑いだしたくなる声援も飛び交います。
そんな中でも選手たちの表情は真剣そのもの。集中力を欠くことなく、熱い闘いを繰り広げています。
決勝戦は、ふなっしー対決!
各ブロックのトーナメントを勝ちぬいた選手4人が戦う決勝トーナメント。そして決勝戦は、ようしくんさん(男性)と今井柚葉さん(女性)の試合になりました。決勝戦に望んでふたりが選んだスリッパは、両者ともふなっしーのスリッパです。
さすが決勝戦。ふたりが手にしているのがスリッパだというのを忘れてしまいそうなほど、スマッシュも連発する激しいラリーの応酬。まさに、手に汗握る最後の決戦です。
大接戦の末に勝利をつかみ、みごと優勝したのはようさん。ようさんには「大岡川右岸活性化を考える会」の田代会長から賞状とトロフィー、そして11月9日に行なわれる頂上決戦の招待状が贈られました。
「全はまスリッパ卓球選手権大会2019」の予選大会は、市内18区の商店街で開催されます。関内エリアでは、5月3日に吉田町名店街、6月23日に横浜橋通商店街の大会が予定されています。