2014年8月18日

【繋想】様々な奇跡が重なり北欧の想い出を繋げるBAR NORGE-前編

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森本 康司 森本 康司

スカーレットオハラ②

中村さん:
こちらは、スカーレットオハラというカクテルです。
そう、風と共に去りぬの、あのスカーレット・オハラですね。

サザンカンフォートという果実のリキュールに、クランベリーとライムで合わせている、とっても飲みやすいカクテルですね。

 
パクパク隊:
最近お誘いが少ないと思ったら、お酒を飲みに行くシーンが多かったみたいね。
美味しい物だったら食べるものだけじゃなく、カクテルだってお好みよ。

 
ほ、ほ~ん。
 

なるほどな。このところ暑さのせいで、急に食欲がなくなり、どちらかというと食べるというより、「飲む」が多くなっていた。それで山下町を中心にBARの散策を増やしていたから、急に自分の出番が少なくなったことに拗ねているのか。

確かにいろんなキャラが登場するようになって、役割分担…、いや、声をかけるシーンやタイミングを考えるようになってしまっていたしな。

※最近増えつつある関内新聞のキャラクターは、このパクパク隊の他、モグモグ隊とノムノム隊がいる。ちなみにモグモグ隊は沖縄料理、ノムノム隊はダンディーなマスターがいるBARの回に登場し、それぞれ絶妙な役割を果たしている。

中村英吾さん③

パクパク隊:
良い意味で、古さを感じさせないBARだわね。40年以上の歴史があるのに、古いって言葉が出てこない。
カウンターはもちろん、壁や置かれているお酒のボトル、それにグラスの一つ一つまで、全てがピカピカ。

古林圭介さん①

パクパク隊:
それに、バーテンダーさんのスーツの着こなしも素敵ね。きっと背広もワイシャツも仕立ててるんでしょうね。
綺麗なお店と、スタイルの良いバーテンダーさんで、雰囲気はバツグンね。
他で飲むカクテルより、ずっと美味しく感じるから、ついつい飲んじゃうわね。

 
ほぅ。
 

良いところに目を付けたコメントをするようになったもんだ。几帳面過ぎるほどにまで磨き上げられた綺麗さは、飲んでるこちらにまで良い緊張感を与えてくれる。

それが、
正しく飲む姿勢。

カチカチに緊張しすぎて飲む酒など美味くない。しかし、ユルユルになって飲む酒も欲しくない。

そんな気分の時に、気軽にこれて、一日の疲れを癒してくれる酒を飲むとき、このBAR NORGEの船室にやってきて、美しすぎるほどのバーテンダーの所作をツマミに、北欧の想いに触れてみたいというもんだ。

スカーレットオハラとオールドエズラ

 
やっぱり見つけちまうんだな…。
 

過ぎ去る時間の長さと、過ごした時間の儚さと…。その感覚の違いをまるで魔法にかけてくれたように、良いギャップとして感じさせてくれるのは、この店の出来過ぎるほどまでの美しさゆえ。

本当は疲れた体を癒すために、待ち合わせまでのホンのひと時を寛ぎに来ただけのつもりだったが、気が付けば外は暗くなりきった時間。

 
このままこの船に身を委ねて、もう少し飲み耽ってみてもいいか…。
 

※この物語は後編へと続きます。

 

ショップデータ

BAR NORGE
  • 横浜市中区山下町217番地
  • TEL:045-641-7020
  • 営業時間:
    月~金 18:00~3:00
    土 13:00~3:00
    日 13:00~24:00
  • WEB:bar-norge.com

 

この記事の著者

森本 康司

森本 康司編集長

関西に生まれ、学生時代をアメリカで過ごす。帰国から5年した頃に流れ着いたこの街が好きになり、2013年12月に関内新聞を立ち上げる。美味しいものに目が無く、あらゆる種類のお酒を飲むがバーボンが特に好き。近頃は、見様見真似でシェーカーを振ったり、料理をしたりすることが多くなった。お酒の空瓶で作るBottle Ware Artにハマっている。

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