東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、2016年12月13日付けのプレスリリースで、駅ホームの安全性向上に向けた取組みについて発表した。
主な取組みとして挙げられたのは、駅ホームにおける更なる安全性向上のためホームドアの導入を進めるということと、内方線付き点状ブロックの整備を進めるということ。
山手線については、2010年から全駅へのホームドア導入を進めてきていて、既に24駅に設置が完了。そして、今後京浜東北・根岸線へも導入を進めていくと発表している。
しかし京浜東北・根岸線のホームドア設置について触れられているのは、大宮~桜木町間の37駅(新たにできる仮称:品川新駅を含む)としていて、関内・石川町~大船の10駅について触れられていない。
それに関連するのかは定かではないが、大船・桜木町間の京浜東北・根岸線には、日本貨物鉄道(JR貨物)が線路を使用して貨物列車を走らせている。
なお、JR東日本のプレスリリースには、その他として「新国立競技場周辺の駅」についてもホームドア設置を進めるとしていて、東京オリンピックの開催に配慮していることも見受けられる。
だとすると、今月正式に野球・ソフトボール競技の会場となった横浜スタジアムの最寄りとなる関内駅への設置も検討して欲しい。関内駅は平成29年度に駅改良工事が終わる予定になっている。
プレスリリース全文については、JR東日本のホームページ、または記事中のサムネイル画像をクリックして確認されたし。